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Made in 三条のシェルターステイクの本気度がスゴい話

(2016.04.05)

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 新潟の燕三地域といえば、言わずと知れたカナモノの街。国内のみならず、世界レベルの技術の高い製品を生み出すエリアとして、まさに世界中から注目を集めているのはご存知の通り。
 
 そして、燕三エリアの三条市を本拠地とするモチヅキといえば、アウトドア好きであれば知らぬ者はいないはず。あのMSRやサーマレスト、シールラインにプラティパスなど、いまや幾多のアウトドアシーンになくてはならないブランドの数々を扱っている有力企業である。

 そのモチヅキの元々の基幹産業であったのが、カナモノ。三条で生まれた企業だけに当然といえば当然だが、そのモチヅキのオリジナルブランドとして“Mochizuki Outdoor Tools  NATURAL SPIRIT”がある。アタマのサブタイトルを文字って「MOTオリジナルギア」とも呼ばれている、カナモノを中心としたアウトドアブランドだ。

 このMOTから今春、いかにも“三条らしい”ギアが発表されている。その名は「シェルターステイク」。ステイクといえば、ペグのこと。とはいえ、もちろん、ただのペグではない。正真正銘、ここ三条でつくられたペグで、同社が秘密裏に開発を進めてきたというだけに、その実力たるや「!!!」である。

 カナモノをハンマーでたたいてつくる鍛造ではなく、直径9mmのスチール棒を素地に、プレス加工を施して強度を上げるという手法を取っている。新潟県の工業技術総合研究所のテスト(270kgの重さをかけて1cm曲げた際の強度を測る)結果の報告書では、同社および他社の同等製品に比べても「いちばん曲がりにくかった」という表現が使われているほど。

 細部にこだわっているのもポイントで、ハンマーを打ち込みやすい形状に上部の角度を調整し、力をロスをすることなく本体部分へと効率的に伝えられる構造を生み出している。また、たとえ打ち損ねたとしても、上記のテストにあるように曲がりにくさは実証済みなので、現場では気にせずにガンガンと思い切って打ち込むことができるわけ。

 もうひとつ特筆すべきは、本体のスチール表面に凸凹仕様をプレスすることで強度を高めつつも、地面への抵抗力を生み出す仕組みをつくっていること。これなら、地面の底に眠る硬い石を相手にしても、決して引けをとることはないはず。いとも単純なペグという構造のなかに、Made in 三条のプライドをしっかりと打ち込んでいる。

 まさに、キャンプ好きには心強いアイテム。このシェルターペグがあれば、風の強い日でも大型タープも安心して設営できるというもの。キャンプの季節が始まるいま、ペグを新調するならぜったいオススメですよ!

         

■NATURAL SPIRIT MOT シェルターステイク
価格:350円+税/1本
サイズ:φ9×320mm
重さ:172g
材質:スチール
商品の詳細はコチラ

 
 
ライター
koichi ushida

某アウトドア企業のPRを経てフリーランスに転身。アウトドア専門のアタッシュドプレスを行なう傍らコーディネートや執筆、イベントもこなす“アウトドアの何でも屋さん”。

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