line_box_head

アメリカで大人気!『ハンドスピナー』は本当に面白いのか?

(2017.06.12)

道具のTOP

icon

 ついついやってしまうペン回しや貧乏ゆすり、日本なら梱包材のプチプチ潰しなど“手持ち無沙汰”を解消する動作。そんな“手持ち無沙汰”を解消するだけに生まれたガジェットの代表が『ハンドスピナー』だ。昨年くらいから急激に海外の情報サイトに登場し始め、最近は日本のニュースサイトなどでもよく取り上げられるようになっている。見た瞬間子供の頃に、機械をバラして取り出したボールベアリングを、クルクルと何日間も回して遊んでいた時の記憶が蘇った。「これは絶対楽しいだろう!」と現在タイプの違う物を2個持っている。

写真手前がチタン製のハンドスピナー。ナイフメーカーが金属加工技術を駆使して製造しているハンドスピナーが美しい。写真奥は定番の形状で真鍮製。以前は大きく重いモデルが主流だったが、最近は小さく軽いモデルも出始めている

 ハンドスピナーには大きく分けて2タイプあると思っている。1つは日本でも話題のおもちゃとしてのハンドスピナー、回転性重視で大きく重いタイプ。重量感のある真鍮やステンレス製や、低価格重視の樹脂製などが多い。最近はLEDで光るタイプも登場し始めている。そしてもう1つが、カスタム品として加工技術を見せつけるためのハンドスピナーだ。チタンやカーボンやアルミといった異種類の素材を切削加工して美しく組み上げている。遊ばなくても持っているだけでニヤニヤしてしまう物だ。と言っても2種類とも、中心にボールベアリングを内蔵し、周囲にオモリを配置しただけの構造だ。

 これは試しに買ってみた定番モデル。真鍮製でずっしりと重く、回すと遠心力でかなり長い間回っている。これで100gもあり、ポケットに入れて持ち運ぶには躊躇する重さだ。結局外に持ち出さないため使用頻度は少なかった。アメリカでも邪魔に感じてきたのか最近小型軽量の物が増えてきている。

鍵セットに付けても違和感が無いくらい小さく軽い。また上下パーツで別れるためクロス型にする事も可能だ

 これは高級ナイフメーカーが作ったチタン製のスピナーだ。親指サイズで全く邪魔にならないため、キーホルダーに付けて持ち歩いている。重さもたったの28g。これだけ軽くても楽しいくらいは回る。小さいのでトリック系は難しいが、指で弾くくらいしかやらないので問題なし。ボクは回すことと金属の質感の両方で楽しんでいる。

 子供の頃ボールベアリングを回して遊んでいたボクでも面白いかどうかは不明。それでもたまに手に取りクルクルと回している。これくらいの付き合い方が“手持ち無沙汰”を解消ギアなんだと思う。

 
 
ライター
森 勝

低山小道具研究家。元アクセサリーデザイナー。発明コンテストで賞金10万円を獲得した経験もあるギア好き。ブログは自転車とアウトドアライフ(遊び)

line_box_foot