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【毎日コフラン】「安くて便利で役に立つ」の哲学を凝縮!? 林 拓郎のコフラン第3位は……ソーイングキット

2019.05.29 Wed

林 拓郎

林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者

キット内容はこの通り。7色の糸が3巻と縫い針が5本に、まち針2本。安全ピン5本とホック2個。ボタンはワイシャツサイズのものが白黒それぞれ4個ずつ。そして糸通しとハサミが揃う。右下のDEVOの帽子みたいなのは指ぬき。こいつのおかげで、分厚いデニムだって縫うことができるのだ。

 あってよかった!

 僕にとってのコフランを言い表すなら、この一言に尽きる。旅で、キャンプで、コフランの製品が役立ったという経験は数えきれない。が、ただ便利さをうたっても仕方あるまい。これまでの個人的経験から「これ、コフランの思想を表してるよね〜〜」というアイテムを選び出してみた。

 その第一弾がこのソーイングキット。

 なぜならバックパッキングライフの衣食住を考えた時、「衣」には頻繁に補修が必要になるからだ。

 かつてヨーロッパをバックパッキングしていた際、靴下の穴からシャツのボタンの付け直し、足のマメの水抜きまで、ソーイングキットのありがたみがじわ〜〜んと滲みたことのある。あの旅で、人が暮らすということは補修の連続であると思い知った。針と糸があったからこそ取れかけたポケットをなんとか繕って、襟付きのシャツを復活させ、いくつかのレストランに入ることができた。以来、旅にソーイングセットは欠かせない、欠かさない。

 であるにもかかわらず、旅の道具としての裁縫セットは少ない。ネット通販で探してみても、いわゆる家庭裁縫的なものは値段もそこそこなうえに、図体がデカイのだ。

 そこでコフラン登場だ。本体価格350円というお値段で手のひらサイズ。もちろん、中身バッチリ。たぶんこれだけあれば、テントのほつれを繕い、藪こぎでひっかけた服の穴を補修し、帰り着くまでの身なりをなんとか保つことができるだろう。

 ひとつひとつ揃えるよりも遥かに安い。それでいながら中身をきちんと考え抜き、過不足なくラインナップする。ソーイングキットこそ、そうしたコフランの「安くて便利で役に立つ」という哲学をいかんなく注ぎ込まれた銘品であると思っている。

 


 

◼︎コフラン ソーイングキット
価格:378円(税込) サイズ:5.8×8cm(ケース) 重さ:30g

 

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