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ドローン空撮写真付き! 朝霧ジャムのキャンプサイトを徹底解説。

2018.08.24 Fri

 『It's a beautiful day Camp in 朝霧ジャム 』の開催までひと月ちょっと。もうチケットの準備はお済みだろうか?

 このフェスはオールキャンプイン、つまりオーディエンスはキャンプ泊が前提となる。リピーターのみなさんならどの辺りにテントを張ろうか既に計画されていると思うが、初めて朝霧ジャムに参加する人のために各キャンプサイトを詳細にお伝えしたいと思う。ドローンからの空撮画像とともに紹介するので、リピーターの方も改めて位置決めの参考にどうぞ。

会場内ステージとキャンプサイトAサイト、Bサイトのマップ

Aサイト テントに居ながら音楽を楽しみたい人へ

 メインステージとなるレインボーステージがある朝霧アリーナ内にあるのがAサイト。やや傾斜のあるすり鉢状の会場できれいな芝生のグランドとなる。人気は中央最前列付近だが、競争率が高く、やや混雑する。しかし後方には比較的ゆとりもできる。
 このエリアでは何といってもテントに居ながらにしてメインステージの音楽を楽しむことができるし、もっと楽しみたいならステージ前まですぐに駆けつけることもできる。またステージ両サイドに立ち並ぶ各種フードブースに近いのもうれしい。
 ステージ前には巨大なキャンプファイヤーが2基つくられ夜には点火される。寒くなったら火にあたりに行くのもいいだろう。
 このエリアはタープの使用が禁止なので、日陰を作りたい人はBサイトをめざそう。

メインのレインボーステージをぐるりと囲むように芝生のキャンプエリアが設けられている。

Bサイト 自然に包まれ本格的なキャンプで楽しみたい人へ

 朝霧ジャンボリーキャンプ場内がBサイトとなる。このエリアはもともとキャンプ場なので、地面がフラットでスペースにもゆとりがある。煮炊きももちろんできるし、焚き火台があれば焚き火もできる。タープの使用もOK。つまり普通にキャンプができるということだ。クルマの乗り入れはできないので、駐車場またはシャトルバスの停車場から荷運びしなければならないので、そこがオートキャンプとは違うところ。
 キャンプ場内の通路は未舗装の砂利道だ。重い荷物をたくさん運ぶにはキャリアやカートが便利ではあるのだが、タイヤが細いタイプだったり、過積載(耐荷重オーバー)の場合は、タイヤが破損したり荷崩れしたりするという難点もある。最近は大型のリアカーを引いてくるツワモノもいるが、オススメは仲間と荷物を分担してバックパックで背負って運ぶスタイルだ。この方が小回りが効くし、足腰も鍛えられる。

 エリアが広大なのでBサイトをもう少し細分化して紹介しよう。

Bサイト J・Kエリア

 このエリアは、キャンプ場に入って通路を少し登った先にあるため、レインボーステージ、ムーンシャインステージの両ステージにも近いので人気だ。Bサイトの中ではまず最初に埋まってしまう。ここを確保したいなら早めの行動がマスト。

写真の右上側がBサイトの入り口となり、通路の両サイドがJとKエリアだ

Bサイト Iエリア

 管理棟やキャンプよろず相談所、そしてDJステージのあるカーニバルスターを中心に広がるエリア。管理棟には売店があり薪や炭、ガスなども販売していてキャンプ備品の調達にも便利だ。もちろんキャンプに関する困ったことはキャンプよろず相談所が頼もしい味方となる。またIエリアから見える富士山も美しい。

写真の左側に見えるのがカーニバルスター。キャンプよろず相談所前には大きな焚き火もつくられる

Bサイト M・N・O・Pエリア

 移動には少し時間がかかるが、広々としたスペースでのんびりキャンプしながら楽しむならこのエリアをめざそう。通路は坂道なので、登り下りにやや苦労するかもしれないが、フェス飯やキャンプ料理で摂ったカロリーをいい感じに消費できるかも?
 Nエリアは、ムーンシャインステージにも近いので、K→I→Mとぐるっと回ってくるより、ムーンシャインを突き抜けて直接アクセスした方が早い。入り時間が遅れる人は、ハナからN経由でO・Pをめざしたほうが確実に 快適な場所を確保できる。

Iエリアから森を挟んで裏のエリアに当たる。少し会場からは遠いがスペースにゆとりがある。

ふもとっぱら オートキャンプとパーク&キャンプ!

 オートキャンプが可能なふもとっぱら。早々に売り切れ必死だが、パーク&キャンプという方法も。会場まではシャトルバスに乗って10分ほどかかるが、駐車した車から手運びで専用サイトへ。クルマの横でキャンプはできないが、ふもとっぱらでキャンプができるということで人気も高まっている。オートキャンプだけでなく、パーク&キャンプ専用駐車場にクルマを停めての“手持ちキャンプ”エリアに注目。
 ふもとっぱらから見る富士山は圧巻だし、Candle JunさんプロデュースのピーターパンCafeは絶好のチルアウトスペース。インスタ映えスポットでもある。

年々人気が高まっているオートキャンプ可能なふもとっぱら。この時期は朝にダイヤモンド富士に出会えるかも!

ご注意

 各サイト共通での注意事項だが、ロープやテープでの場所取りは禁止されている。場所取りしていた場合はスタッフに注意されるか、ロープごと撤収されるので、無駄なことはやめてキャンパー同士みんなで気持ちよくスペースを共有しよう。
 
 その他、各サイトのチケット販売状況はこちらからチェックを。

(Text=Shingo Watanabe)

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