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あの料理にも、このおつまみにも! キャンプで使いたい最強調味料

(2017.04.09)

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「おいしい食」と「豊かな自然」との強い結びつきを感じながら

活動するフードコーディーネーター蓮池陽子さん。

第15回目となる連載は、
食卓でも〝超〟がつくほどおなじみのあの調味料を使う
キャンプ料理の裏ワザをご紹介します。

 こんにちは。AtelierStory蓮池陽子です。
 
 今日はキャンプで大活躍! 私の大好きな調味料「みそ」の使い方をお伝えしたいと思います。

 周囲では「みそってみそ汁ぐらいしか使わないよ〜」との声! そうですよね。ですよね。でもみそはかなり優秀な万能調味料で、とくに隠し味に使うと絶大な効果を発揮してくれます。

キャンプみそ活用術 その1
みそ×トマト

 ご存知の方も多いかな? トマトとみその相性は抜群。トマトソース系のものって、味に深みが出ないことも多く、コンソメ入れるとコンソメの味ばかりになってしまいます。そんなときは迷わずみそ。

 たったそんなことでびっくりするくらいのコクが出ます。結構な量を入れてもそれほどみそくさくならないのもオドロキです。実践したみなさんはきっと「ああ、みそって他の素材の引き立て役にもなるのね」と思ってくれることでしょう。 ちなみにこちらは切干し大根のアラビアータ。切干しを戻して水気をよく絞り、にんにく、鷹の爪、オリーブオイルを炒めたら、切干しを入れて炒めトマトの水煮とみそを入れて軽く煮て塩コショウします。軽量な切干しは山のキャンプでも役立つ食材ですね。

 なお、おみその量ですが、トマト缶1缶(400g)に対してみそ大さじ2〜3ほど入れてしまっても大丈夫です。みそはチーズとの相性もよいので、アラビアータにチーズをかけるのもおいしいですね。

 詳しくは、著書の「ごちそうつくりおきレシピ」に載っておりますので、ぜひ見てみてください。

キャンプみそ活用術 その2
みそ×カレー

 カレーといえば、みそです。え!?と思われるかもしれませんが、一度カレー粉とみそを合わせてみてください。

 あれれ??なのですが、何とびっくりカレールウができあがります。少しなめると、色々なスパイスの奥にみそがほんのり奥ゆかしい程度に顔を出す感じです。

 使い方は、野菜を炒めてみそカレールウで味付けもしてもよいですし、このルウでドライカレーもできてしまいます。

 写真はゆで卵にみそカレールウとマヨネースを合わせたおつまみです。市販のルウより添加物の少ない、安心なものでもあります。

 そして最後におすすめしたいのが、隠し味ではないのですが、「みそ×わさび」の組み合わせ。

 これはね、素晴らしい組み合わせです。ワサビ醤油では液体状の醤油がスルスル流れて行ってしまうのに、みそを使えばその粘性のおかげで絡みやすくなります。

 豆腐や厚揚げ、アボカドやおむすび、みそを選べばお刺身まで引き立ててくれます。オリーブオイルやゴマ油を加えるとコクがでますので、オイルを加えることをおすすめします。

 写真はアボカドと豆腐をみそワサビオリーブオイルで和えたもの。海苔をまいて、日本酒にあわせてみてください。 みその使い方にうなずいていただければ嬉しいです。そして次回からキャンプにはみそを忘れずに持って行ってくださいね!!

 さてキャンパーのみなさんは、地方でおいしそうなみそに出会うことも多いのではないでしょうか? 次回はそのみその効能や選び方についてご紹介させてもらえればと思います。
(文・写真=フードコーディーネーター蓮池陽子

 
 
ライター
蓮池陽子

フードコーディーネーター。都内ビストロ勤務を経て、料理・製菓講師に。その後アウトドアでの料理や、山菜など自ら採取をする中で、おいしい物と豊かな自然が密接な関係にあると開眼。「食」のストーリーを追い求め、登山や釣りなど本格的なアウトドア活動も行なっている。著書に『仕込んでいくから失敗しない66のレシピ キャンプの肉料理』(オークラ出版)。http://atelierstory.jp/

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