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山好き料理家カノウヒナタの「山つまみ12ヶ月」 第8回 切り干しと桜えびのオムレツ(ビールを添えて!)

(2018.06.28)

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登山雑誌やアウトドアイベント、テレビなどの様々なメディアの場で
「ごはん」にまつわる仕事をされる料理家・カノウヒナタさん。
時間ができるたび山へでかけるというご本人の経歴を活かした連載が好評です。
そのテーマはずばり『山で作って楽しむおつまみ』!!
月に一度、自他ともに認める“呑兵衛”の腕をAkimamaで振るっていただきます。

 
 こんにちは、カノウヒナタです。

 山の準備で毎回悩むのが、ビールなどのお酒。山で最高の一杯を飲みたい欲望と、重い荷物をかつぐツラさとを天秤にかけ、頭のなかで葛藤が生まれます。結局、欲望に負け、荷物は重〜〜く……というのは、私だけではないですよね??

 そんな山好き呑兵衛さんのために、この連載ではお酒をよりおいしくしてくれる’’山つまみ’’を紹介していきます。

 今回の山つまみは「切り干しと桜海老のオムレツ」。

 軽くて、常温で持ち運べる「乾燥野菜」を使ったレシピのご紹介です。乾燥野菜は旨味も栄養も食感も倍増して、料理をよりおいしくしてくれる優れもの。保存食にもなるので、自宅で作ってみるのもよいですね。

 ではレシピのご紹介です!
<材料>17cmフライパン使用
・たまご     2個
・切り干し大根  50g
・乾燥にんじん  30g
・桜えび     5g
・しょうゆ    6ml
・にんにくチューブ 2cm
・ごま油     適量

 フライパンに切り干し大根と乾燥にんじんを入れ、かぶるくらいの水(分量外)を入れて5分ほど置いておく。

 水分を吸ったらそのまま火にかけ、しょうゆ、にんにくチューブを加えて炒める。

 シェラカップなどの器の中にたまごを割り、いったん桜えびと炒めた切り干し大根、乾燥にんじんを加えて混ぜる。

 ごま油を引いたフライパンに流し込み、フタをして弱火で焼いていく。

 火が通ったら、フタを使ってひっくり返し、裏面も焼いていく。
 こんな感じ。中〜強火で調理するとあっという間に焦げてしまうので、弱火でじっくり火を入れるのがポイントです。

 たまごはラーメンや雑炊、鍋などにプラスするだけで山ごはんの贅沢指数がグンとアップする代物。目玉焼きやスクランブルエッグにしてパンにのせるだけでも特別感があります。持ち運びだって、割れないたまごケースの便利なこと! 持っていない方は是非購入して、山ごはんのお供に「とりあえずたまご!」をやってみてください。

 そのまま食べてもOKですが、お好みでパクチーやネギなどの薬味をのせるとお酒の進む一品に! 今回はチリソースとネギを和えてのせました〜!

 なお、しょうゆとニンニクというシンプルな味付けですが、桜えびの塩っけや旨味、乾燥野菜から出る出汁で味わい深い一品になっています! 山ではなるべく少ない調味料で作れる方がよいので、食材の持つ旨味や塩分を生かして作れるレシピは重宝しますね。

 さぁ今回も食べてもらうのは夫です。こちらも大の酒好きなので、山つまみとしての評価も兼ねて。

 星4つ★★★★☆!!

まず、食感がいい!! シャキシャキの切り干しと香ばしい桜えび。チリソースの甘辛さとネギも合っていて、オムレツとの相性も抜群。酒のつまみだから、もっとニンニクと醤油を効かせてもいいね! 飲むのはやっぱりビールかなー。ビールだなー! 料理の手順は少し多いけど、荷物にならなそうだし、山つまみにピッタリだ。桜えびの代わりにツナとかタラコとかアレンジもできそうだし、今度山で作ろう!

 ふむふむ。やっぱりビールだね。キンキンに冷えたビールと熱々のつまみで……♪

 オムレツにパンチが欲しい人は、食べるときにぜひにんにく醤油をつけて食べてみてくださいね。チリソースもオススメです!

 乾燥野菜のアレンジに困っている方、簡単なのでぜひぜひお試しください〜!
(文・写真=KIPPIS 料理家・カノウヒナタ)

 
 
ライター
カノウヒナタ

山と料理、お酒をこよなく愛する料理家であり、「自然のなかで楽しむ食事」をテーマに活動しているKIPPISのメンバー。富山県黒部市に移り住んで今年で3年目。昨冬痛めた足もいよいよ復活の兆しで、登山でリハビリ中。最近のマイ山酒ブームは富山の地酒「千代鶴」「勝駒」。カノウヒナタinstagram

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