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南会津でマタギになる!!

(2013.02.18)

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粉雪に霞む南会津の名もなき山。しんしんと降り積む雪は、辺り一体を静寂に包み込む。この地域は、ときに一夜にして何十㎝もの雪に覆われることもある豪雪地帯。そこに暮らす動物たちを追って、マタギは山へと分け入っていく

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「山の案内人」とみずから名乗る阿久津毅一さんは、まぎれもなき現役のマタギ。かつて南会津の山中で、体長2m、体重170kgもの大熊を射止めたことがある熊撃ちの名人だ。アニマルトラッキングの指導員としても活躍しており、今回の「マタギ体験」にも参加の予定

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阿久津さんにいただいた、これぞ究極のマタギ料理、熊肉の煮付け。イベントではこれが食べられるわけではないが、当日はマタギ伝統の鍋が予定されている。イノシシか、ウサギか、日本のジビエをお楽しみに!

 雪深き会津の山に分け入り、地元の猟師さんといっしょにマタギ体験ができる超レアなイベントがある。その名も『マタギ体験』。これはNPO法人「南会津グリーンストッククラブ」が主催する人気イベントで、現役のマタギを指南役として、実際に山中にて猟をするというもの。

 とはいえ、さすがに参加者が鉄砲を構えて引き金を引くわけではなく、あくまでもマタギの疑似体験。実際の猟は行なわれないが、参加者たちは勢子役として雪山に暮らす動物たち、ノウサギやシカ、イノシシを追い立てる役をこなす。また、興味深いのは、雪中を歩く際に用いる「かんじき」を自分たちの手で作り上げてしまうこと。かんじき作りは、山に入る前日の夜。マタギが語るホンモノの熊撃ち話を聞きながら、手には南会津の銘酒を傾けつつ……。もちろん、絶品のマタギ料理も食べられる。

 道なき山を歩み、雪にまみれて動物を追うなんてことは、なかなかできる体験じゃない。南会津の自然にどっぷりと浸かり、そこに暮らす人々の知恵と伝統を知る2日間。通り一遍ではなく、これぞ本物のアウトドアイベント。この貴重なチャンスを逃す手はない!

                                                          

■南会津グリーンストッククラブ「マタギ体験」
予定スケジュール:
3月2日[1日目]
 13:30 旅館和泉屋
 (会津鉄道会津田島駅から徒歩5分)※現地集合
 14:00 かんじき作り体験と、マタギの狩猟の話
 19:30 宿舎にて親睦パーティ(南会津の銘酒)

3月3日[2日目]
 8:30  宿舎前集合
 9:00  入山(会場は南会津町町内針生地区)
 9:30  マタギ体験開始
 13:30 下山 解散

日時:2013年3月2日13時30分~3日14時頃まで

参加費:12,000円(宿泊代、かんじき材料費、2日目の昼食代、保険料込)

集合場所:旅館和泉屋(福島県南会津郡南会津町田島字上町甲4047/TEL0241-62-0048)

持ち物:雪山装備一式(アウター、防寒着、グローブ、帽子など)、スノーブーツまたは長靴、バックパック15〜20ℓ、着替え等、タオル、保険証など

主催:NPO法人 南会津グリーンストッククラブ

問い合わせ・参加申し込み:NPO法人 南会津グリーンストッククラブ事務局
maihosoi0130@yahoo.co.jpへメールにて、問い合わせ/折り返し、事務局からの連絡あり

※当日の天候等により、会場を変更する場合あり/ 1日のみの参加も可能/予定人員がオーバーした場合、予約を受け付けられない場合もあるので、申し込みはお早めに!

 
 
ライター
tetsu

山岳•アウトドア関連の出版社勤務を経て、フリーランスの編集者に。著書に『テントで山に登ってみよう』『ヤマケイ入門&ガイド テント山行』(ともに山と溪谷社)がある。

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