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「夏休みをとる前に、夏が終わっちゃった…」なんて人に朗報! 西表島はまだ夏ですよ!

(2014.10.06)

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西表島キャンプ

青い空とわき上がる白雲。西表島はまだ、夏ですよ!

スノーケリング

リーフに守られた浅瀬には色とりどりの魚たち。背が立つような水深でも、サンゴに群れる魚群を見られるのが西表島の海の魅力。こんな浅瀬でも、ときには1m近い大型のアジ類などに出会える

キャンプツアー

「盛夏の間は、昼夜ともに酷暑。これからの時期は日中は夏のような陽射し(内地レベルの)で、夕暮れからはほどよく涼しくなり過ごしやすい。キャンプツアーにおすすめの時期ですね」と赤塚さん

ジャングル

島の面積の9割以上が、ジャングル! 「カンムリワシ、リュウキュウキンバト、キシノウエトカゲなどの天然記念物の生き物やヤシガニは、わりと普通に出会えます。イリオモテヤマネコは運が良ければ、ですね。これからの季節だとオオシママドボタルが瞬き、飛ぶことができないクワガタ、ヤエヤママルバネクワガタなども見ることができます」

西表シーカヤック

凪の海ではカヤックの上から、水中が丸見え!「造礁サンゴがつくるリーフに守られた穏やかな海と、沖縄では珍しい入り組んだリアス式の入り組んだ海岸、南海の孤島を思わせる絶壁と外洋のエネルギーを感じる海域など、フィールドのバリエーションの豊かさも西表島の魅力です」

 永遠に続くかのように思われた、子供の頃の長い夏休み。あれから数十年を経て大人になってみると、なんと夏の短いことか! 

 みなさんのなかには、「夏休みをとれなかった……」と、さめざめと泣いている人もいるのではないでしょうか。

 そんなあなたに朗報です。今からでも、日本の夏を取り戻せます。その方法とは……

 日本の最果て、西表島へ行くこと!

 現地ガイド、「bajau trip」の赤塚義之さん曰く
「内地の感覚なら、10月末までは夏!」

 なんと、あとひと月ちかく夏が残っているというではありませんか。しかも、

「7、8月は暑すぎて遊び方が限られますが、いまからは程よく陽射しも落ち着き、キャンプにもちょうどいい気候になります。観光客も減るので、人気のスポットを独り占めできますよ。西表島を楽しむなら、オフシーズンこそおすすめです」
と赤塚さん。

 日本の最果て、八重山諸島の西表島というと、イリオモテヤマネコ、ヤシガニなどの希少な野生動物が生息している手付かずの自然が残るジャングルの島……というイメージを抱く方が多いと思いますが、まったく、その通り!

 沖縄県で2番目に大きい島であるにもかかわらず、島の9割を占めるのはジャングル。約130㎞にもなる海岸線は、ほとんどが護岸のない天然海岸で、そこから海に入れば造礁サンゴが発達した海が広がっています。

 この広大なフィールドで楽しめるのは、シーカヤック、トレッキング、スノーケリング、ダイビング、釣りなどなど。最近はSUP(スタンドアップパドルボード)も人気だとか。

 この時期の赤塚さんのおすすめは、トレッキングとシーカヤック。

「盛夏のジャングル歩きは湿度も気温も高く、熱中症になりやすい。そのため、あまりハードな山行はできませんが、その点これからは長時間の本格的なトレッキングが楽しめます。西表島最高峰の古見岳(469.5m)を目ざすトレッキングや、浦内川を遡った軍艦岩から島の反対側、大富林道へとジャングルを抜ける「西表島縦走」が定番コース。時間がある人は、島の西部の無人地帯を海岸沿いに踏破したりもしています」

「盛夏の海は日中の干満が大きく、シーカヤックで漕げるコースが限られますが、これからは日中の干満が小さくなるので、盛夏には行けない場所にも漕ぎ進めます。また、気温に対して水温は2〜3ヶ月遅れてピークを迎えるので、海中は今がいちばん暖かいタイミング。シーカヤックと合わせて、スノーケリングも楽しめます」

 そして、いま西表島に行くべきもうひとつの理由が、航空券の安さ。ハイシーズンに比べると格安でアクセスすることができます。

 2013年3月に八重山諸島の玄関石垣島の新石垣空港が開港したおかげで、東京・大阪・福岡からなども直行便が増えてアクセスが非常に楽になりました。

 東京からなら朝イチの石垣行きの飛行機に乗ればその日の昼過ぎには西表島に着くことができ、LCCを使えば、大阪からは石垣空港まで片道1万円をきることも。

 夏が忘れられない永遠の小学生の皆さん、今年最後の夏休みをとるなら、迷わず南へ!
 
 

写真・情報提供=bajau trip
 
 

※bajau tripは、デイツアーからキャンプツアー、山の上から海面、海中まで西表島を縦横無尽に遊ぶプログラムを提供中。ツアー詳細は以下のバナーから! 
 

 
 
ライター
藤原祥弘

野生食材の採集と活用、生活技術につながる野外活動などを中心に執筆とワークショップを展開。twitterアカウントは@_fomalhaut

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