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マイペース全開で山岳スキーの草大会に出てみた。

(2015.02.08)

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歩くスピードの違いであっという間にトップとの距離が広がっていく(が、まったく気にしない)

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スタート前はリラックスムード。心拍数全開の時間が待っているとは想像せず……

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上位を狙う人も、マイペース派も一斉スタート! つい先頭の勢いに歩行が引っ張られ速くなってしまう!

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待ちかねた折り返し後の下り。このために登ったと言っても過言ではない!?

 突然ですが、みなさん「山岳スキーレース」をご存知でしょうか?

 ちょうどいま、スイスで世界選手権が行われているこの「山岳スキーレース」。ヨーロッパではトレイルランナーの冬期トレーニングとしても盛んなスポーツのようですが、日本ではまだあまり馴染みがありません。

 スキーで登ったり下ったり、過酷で素人には縁遠い競技のような……。Akimamaスタッフもそう思っていたのですが、先日この山岳スキーレースの草大会が身近であり、スキーにシール(滑走面に貼る歩くための滑り止め)をつけて歩いたことのある人なら誰でも出られると聞き、競技にはまったく興味がなかったのですが、思い切って参加してみることに!(スキーそのものに目がない)

 参加したのは、北海道札幌市にある「ばんけいスキー場」で、シーズン中は毎月行われている山岳スキー草大会「チャレンジシリーズ in ばんけい」の、第3戦「パドルクラブカップ」。

 いざ意気込んでやってきたものの、レースの出場なんて学生時代の全員参加の徒競走くらい。本当に素人が出ていいのか半信半疑でしたが、受付を済ませ、ゼッケンをもらい、最低限の必要装備(ヘルメット、バックパック、ヘッドライトなど、そのレースによって異なる)を持ち、ドキドキしながらスタート位置へ。さすが本気な人たちは出で立ちから速そうな雰囲気を醸し出していました。ま、自分もある意味本気なのですが……。

 スタートと同時に斜面を駆け上がっていったトップ集団を目で追いながら、一歩一歩自分たちの速度で足を進めるマイペース集団。それでもレースという雰囲気に飲まれるのでしょうか、バックカントリーなどで行ういつものシール登行とは違い、スピードは速め。踏み固められたスキー場のコースを登るなか、1分ほどですでに心肺機能はフル稼働。早くも「もうダメ」と弱音を吐きたくなるほどに……。

 が! いままで途中棄権した人はいないと聞いていたので、気合いで歩みを進めます。しばらくすると、その心拍数にも体が慣れてきたようで身体も安定。あとは自分との戦いです。半分くらい登ったところで、もうトップの人たちは滑り降りて行きます。いったいどんな身体能力をもっているのでしょうか。折り返し地点まで登り切ると、そこでスキーの裏に貼ったシールを剥がし、一気に来た斜面を滑り降ります。登りが辛く、早く滑りたいと思っていたので、その爽快感はたまりません! 長かった登りに比べ、下りは笑えるほどあっという間でした。

 上位の人たちからだいぶ遅れてゴールとなりましたが、こんなに肩で息をするほど自分を追い込んだのは何年ぶりでしょうか。疲れと同時に感じるこの達成感はなに!? 初心者ウェルカムな草大会だけあって、「シールで歩くのが好きなんですよね~」なんて方々と励まし合いながら登り、ゴールを遂げ、なんだかとても清々しい気持ちです。これまでトレイルランニングを敬遠していたAkimamaスタッフですが、こういうレースならありだな……としみじみ感じてしまいました(なんたって下りは滑れるし)。

 次は最終戦で3月29日(日)。今シーズンからファットスキークラスも設けられたので、競技用の細い板を用意しなくても山用の道具で出られます。競技用ギアのレンタルもあるようです。その他大会の詳細はばんけいスキー場のサイトへ!

■問い合わせ・申し込み
ばんけいスキー学校
TEL:011-641-3232 FAX:011-590-1728 
E-mail:bankei-school@bankei.co.jp

 
 
ライター
Akimama編集部
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