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千客万来! 餌台を作ってお茶の間バードウォッチング

(2016.01.09)

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 外遊びの虫も冬ごもりしてしまいそうな厳冬期。自然には触れたいけれど、気持ちが追いつかないなんて人は、自然の方から来てもらうのはいかがでしょうか。

 冬ごもり中のアウトドア派が作るべきは「バードフィーダー」。冬鳥の好む木の実や草の実を並べた餌台のことです。

 作って1週間ほどは訪れる小鳥も少ないですが、餌台が何羽かの鳥たちに認知されたらそこからは来場者(鳥?)が一気に倍増! ひっきりなしにいろんな鳥が訪れるようになります。

 街中に設置した場合、最初に訪れるのはたいていスズメ。スズメが定着してしばらくすると、シジュウカラをはじめとするカラ類やヒヨドリ、メジロなども顔を出すようになります。

 餌台は衛生的に餌を保持できればどんな形状でも良いですが、たくさんの種類の鳥を呼ぶにはちょっとしたコツがあります。それは餌の種類を多種多様にすること。鳥は種類ごとに好む餌が変わるので、鳥に合わせた餌を用意しないと庭を素通りしてしまいます。

 あらゆる鳥の呼び水となるスズメが好むのは、アワやヒエなどの雑穀類。これらに加えてピーナッツなどのナッツ類やヒマワリの種などを追加すると、シジュウカラなどのカラ類も訪れるようになります(写真はペットボトルを使ったフィーダー)。

 ミカンなどの液果も小鳥の大好物。メジロやヒヨドリなどに絶大な効果を発揮します。意外なところで人気の餌は脂身。シジュウカラやメジロが好んでついばみます。

 人工の餌を与えるのは抵抗があるという人は、野山で自然の木の実を集めてきてもいいでしょう。ピラカンサやヘクソカズラ、松ぼっくりなどは道端でも手に入る特効餌。リース状に束ねて木の枝に掛けておけば、これだけでもバードフィーダーとしての役割を果たします。

 冬を越してからも鳥たちの生活を覗き見たいという人は、バードフィーダーと合わせて巣箱を設置するのもオススメです。

 巣箱に入りやすいスズメやシジュウカラの巣作りは春先にスタートしますが、鳥たちは冬のうちから良い物件に目を光らせています。バードフィーダーの近くに巣箱を設置しておけば、食事のついでに内覧してくれるので、春になってから巣箱をかけた時よりも、ぐっと入居率を高められます。

 鳥の方から会いに来てくれるバードフィーダー。寒さが苦手な野外派にぴったりの遊びです。

 
 
ライター
藤原祥弘

野生食材の採集と活用、生活技術につながる野外活動などを中心に執筆とワークショップを展開。twitterアカウントは@_fomalhaut

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