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スパークLがあれば、荒野のガンマンになれる!?

(2013.02.04)

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注目は手元のガン。スパークLがあれば、一発点火は間違いなし。これを、野外で使えたなら、さながら荒野のガンマン!?

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スパークLの全貌はこちら。まさにガンの顔していますよね。長年培われたのか、ギョーザの油汚れがいい味出しています

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よくよく見れば、MADE IN JAPANの文字。れっきとした国産品です

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こちらが神戸は三宮にて、店員さんの手元に荒野のガンを見つけたお店。ギョーザで名高いお店です。六甲の山帰りにもぜひ!

 アウトドアを志向する目で見ると、なんとも普段の生活の中にもキラリと光るものが目に付くものでして。つい先日、神戸のギョーザ屋さんで目にしたあるアイテムが気になってしまい、ついつい書き綴る次第です。

 その名は、スパークL。荒野のガンマンのごとく、バンダナを首に巻いたオニーサンのその手に握られたスパークL。トリガーに指を掛けたその瞬間、仄かな瞬きとともに熱き炎がほとばしり、やがてギョーザを敷き詰めた鉄板からジューという快音が響きわたるのです。なんともそのかっこうの良さと言ったら……。

 このスパークLの正体は、なんのことはない、単なるライターの一種。電圧式のイグナイターです。イグナイターとはいわゆる点火装置の類いのことで、ガスに火を点けるための道具。ガスコンロの口元でカチッとやるだけで安定した火が得られるだけに、じつは業務用の定番アイテムとしては、全国的にかなり知られた存在だとか。電池も要らず、発火石も要らないので、もろもろの取り替えも必要なく、取り扱いが簡単。そのうえ、カチッと火花を散らす先端部分が長く、安心安全に火が扱えます。ギョーザ屋さんだけでなく、ラーメン屋はもちろん、かの有名な牛丼チェーンなんかでも採用されているというウワサです。

 ただ、想像してみてください。たとえば、アウトドアのキャンプシーンで、オートイグナイターの壊れたガスバーナーがあったとします(意外と壊れやすいんですよね、あの点火装置)。カチッカチッと繰り返しても、バーナーの火は点きません。そんな困ったオネーさんの手元に差し出されたスパークL。そして、やさしく手を添えて、カチッ。ふたりの視線は絡み合い……。

 と、あまりにもあり得ないシチュエーションですが、きっとそんなシーンにも役立つアイテムです。あなたもバンダナを頭にまいて西部劇のヒーローのごとく、ジャンジャカジャンジャーンと音楽を思い浮かべながら、カチッとやってみてください。冗談ではありますが、そんな楽しみ方もありかと思っています。ともかくも、なんともあのスタイルが気になっちゃうんですよ。

 よくよく調べてみれば、なんと! スパークLの兄貴分、スパークLLという商品もあるようです。野外でのキャンプの楽しみの幅は、自身の心づもりにもあるものです。敢えて、こんな笑えるアイテムも、あなたのアウトドアギアの一員に選んでみてはいかがでしょうか?

                                                                                           
スパークL(平野技研工業)
参考価格=1,680円
サイズ=全長:285mm、ノズル:135mm
重量=198g
素材=本体:クロームメッキ+パイプ:ニッケルメッキ
(★スパークLLは、参考価格2,310円、サイズは全長:400mm、ノズル:240mm)

 
 
ライター
tetsu

山岳•アウトドア関連の出版社勤務を経て、フリーランスの編集者に。著書に『テントで山に登ってみよう』『ヤマケイ入門&ガイド テント山行』(ともに山と溪谷社)がある。

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