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毎年恒例のチャリティ野宿イベントが今週末に横浜で開催!!

(2016.09.12)

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 気づけばもう9月。「夏が終わってしまった~。もう秋だ~」と、なんだかさみしい気持ちの、そこのあなた! いえいえ、9月も捨てたもんじゃありません。9月といったら、野宿! 暑さも落ち着いて涼しくなってきて、一年の中で最も心地よく眠れる「野宿シーズン」の到来なんであります。
 暑くも寒くもない秋には、快適に野宿ができるわけで、ここいらで、だれもかれもが野宿をしてみればいいんじゃないか。なんて言われてもやる気がない、最初の一歩を踏み出せないそんなあなたに、とっておきの野宿イベントがあるんです。
 9月17日(土)に行われる「深夜の大人の愉しみ」をテーマとした、その名も「チャリティー野宿」! 横浜の東横線・白楽駅そばにある「六角橋商店街」(http://www.rokkakubashi.jp/)が開催する、年1回(9月、年によっては10月)の恒例野宿イベントです。
 戦後すぐにバラックが集まり、闇市として発展したという六角橋商店街は、いまも闇市スピリット? を継承するアナーキーな商店街。4月から10月の7カ月間、毎月第3土曜日の夜には「ドッキリヤミ市場」を開催しています。

 各商店の出す、めちゃくちゃ安い屋台や、すれ違うのがやっとのアーケードの中で行なわれるフリーマーケット(9月だけは「一箱古本市」に)、あちこちの空きスペースで同時多発的に演奏される豪華メンバーたちの路上ライブパフォーマンス、さらにフラメンコやベリーダンスまで。毎月、非常にカオスな状況が繰り広げられているわけですが、それらの一環として、「チャリティー野宿」もやっちゃうんだよ~。
 始まりは2011年。六角橋商店街連合会の販売促進部長で、ライブのブッキングなどを一手に引き受ける石原孝一さんに、ドッキリヤミ市場に遊びに行った不肖わたくしめ(かとう)がばったりお会いしたことから。「野宿が好きなら、このアーケードの中で野宿やる?」、その一言であれよあれよと実現されちゃったのです。そ、そんなバカな。
 ちらほらと届いた苦情により12年はお休み(そりゃそうだろう)。一回でも開催できちゃうだなんて石原さんスゴすぎる、六角橋商店街ヤバい、なんて思っていたら、一年の間にほとぼりを冷まし、13年には第2回を、そのままなし崩しに第3回、第4回とつづき、今年で5回目。すっかり恒例行事になって現在にいたります。

 終電を気にせずドッキリヤミ市場のライブなどを満喫できるという利点もある、「チャリティー野宿」。参加費は500円で、全額はどこぞか(毎年違う)に募金されるという仕組み。野宿開始は23時からで、受付後、商店街のアーケードの中につくられた「野宿ゾーン」で好きな時に寝て(あるいはもうちょっと参加者同士で呑んで)、翌朝は6時ごろ「強制ラジヲ体操」(写真上=アーケードに1列になって行なうラジオ体操はまるで伝言ゲームのようだ)で起床。すみやかに解散する流れです。夜中には白楽の町を知り尽くした石原さん(写真下)がガイドしてくださる「真夜中のお散歩ツアー」が開催されることも。

公認で商店街のアーケードの下に眠れる、またとない機会を逃すべからず!
詳細はHPの申し込みページ
に。
今すぐ、申し込みを~! 待ってまーす!

 
 
ライター
かとう ちあき

面倒くさいを座右の銘に、人生をより低迷させる野宿専門誌『野宿野郎』を刊行する編集長のようなもの。著書に「野宿入門―ちょっと自由になる生き方 」(草思社文庫)、「あたらしい野宿(上)」(亜紀書房)など多数。最近は、横浜で、お店のようなものを絶賛営業中。

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