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【名湯】雲上の天然露天風呂は24時間年中無休。しかも無料です

(2016.04.12)

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 もう一度言いますよ。天然露天風呂が一年中、朝でも昼でも真夜中でも利用できて、無料です。夢だった、満天の星を眺めながら露天風呂、が叶うんです。

 その名は「吹上(ふきあげ) 露天の湯」。場所は北海道のほぼど真ん中、十勝岳の中腹。上富良野町からバスなら約40分(一日3往復)、車で約30分もあれば到着です。


静かな森の中の天然温泉露天風呂。コレが無料っていうから驚きです。しかも年中無休の24時間利用可能。山に登ってテントを張って、星を見ながらお湯につかる。そんな贅沢な夏休みをどうぞ。(写真提供/上富良野町)

 この「吹上 露天の湯」はかつての名ドラマ『北の国から』で宮沢りえさんと田中邦衛さんが仲良く入っていたことでも知られています。ドラマではお湯は白濁していましたが、実際のお湯は無色透明。クセがなく入りやすい混浴露天風呂です。

 湯船は6〜7人が入れそうな上段と、20人はいけるだろうという下段の二つ。湧きだしたお湯(48℃!)は上段に注がれ、そこから下段に溢れていきます。というわけで、上段はかなり熱め。下段も、入った瞬間はちょっとパンチの効いた熱さです。

  • こちらは上段。澄んだお湯がこんこんと沸き出すパラダイス
  • 下段は広々。夏にはここに、10人以上の人がつかって思い思いの時間を過ごします

 大自然の中の温泉にしては湯船がしっかりと作ってありますが、それもそのはず。昔、ここには温泉宿が建っていました。現在のお風呂は、かつての温泉宿の湯船をそのまま利用しているのだとか。どうりできちんとしているわけです。

 とは言え、今では完全露天風呂ですから、更衣室的なもの一切ナシ。脱衣スペースはありますが、露天フレイバー全開の丸見えです。ので、女性の方はバスタオルや水着のご用意を。もっとも、誰かが着替え始めるとなんとなくみなさん目をそらしてくださるという紳士・淑女ぶり。何となく、そういう上品な空気が流れているのも嬉しいところです。

  • 更衣室ならぬ脱衣場。この開放感ですから、女性はタオルや水着などで工夫しつつ、利用者はお互いに気を配り合って、ということになります
  • お風呂全景はこんな感じ。まさに自然に湧き出した温泉を、ちょっと湯船にためてみたという状態。掛け流しのお湯は、そのまま自然のせせらぎに帰っていきます

 ちなみにここでは、お湯はそのまま自然に帰って行きます。というわけで、シャンプー、石けんのたぐいは使用禁止。しっかり身体を洗ってサッパリしたいという方は、徒歩10分の「吹上保養センター 白銀荘」で日帰り入浴(600円)をご利用になることをオススメします。こちらは広い内湯にサウナ、水風呂、打たせ湯、大露天風呂まで完備しているという極楽ぶりです。ちなみに。この「吹上保養センター 白銀荘」にはキャンプ場も併設。というわけで、夏山シーズンになれば富良野岳や十勝岳への登山を楽しんで、そのついでにゆっくり露天風呂にもつかれるというわけです。

  • こちら、徒歩10分の「吹上保養センター 白銀荘」。お風呂だけでなく宿泊も可能とあって、十勝山系の登山にはありがたい施設です
  • 最新情報をお届けしよう! というわけで、2,016年4月11日に現地取材。周囲はまだまだ雪景色。っていうかこの日はグッと冷え込んで、朝6時の気温は-3.2度。手桶は凍ってました。北海道はまだまだ冬ですね

 標高1,000mともなれば、夏でも朝晩は肌寒いほど。夏の盛りに、お湯でほてった身体を天然クーラーとも言える涼やかな風で冷やす。そんな極上の時間を過ごせるのも北海道ならでは。まさに癒やしのスポットとして、Akimama大プッシュのお風呂なのです。
(*「吹上 露天の湯」は撮影禁止です。記事中の写真は許可を得て撮影したものです)

 

■吹上温泉 露天風呂
かみふらの十勝岳観光協会 公式サイト
上富良野Navi
http://www.kamifurano.jp/stay/onsen/2115

■吹上保養センター 白銀荘
http://www.kamifurano.jp/stay/onsen/202

■白銀荘前キャンプ場
http://www.kamifurano.jp/outdoor/camping/3736

 
 
ライター
Akimama編集部
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