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日本の夏山経験で歩ける山も多い。小雀陣二さんがおすすめする「アラスカの日帰りトレイル」

(2017.10.19)

登山のTOP

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 続いて翌日訪れたのが「バイロングレイシャートレイル」だ。ここは、登山口が予定のキャンプ場から近く、30分も歩けば氷河を見ることができるといった情報があり、その壮大な景色に期待が高まる。

 クロウパストレイルを歩いた後にウィリワウキャンプグラウンドへ宿泊。ここは、ガードウッドをさらに南下し、ポーテージ湖の手前にあるキャンプグラウンドだ。 清々しい朝日で翌日を迎え、朝食後にこのキャンプグラウンドの楽しみであるウィリワウサーモンビューイングエリアへ。キャンプグランドの脇にあるでハイキングというよりも散歩。きれいな川にはレッドサーモンとチャムサーモンがたくさんいた。アラスカの人に言わせると日本でいう池や川の鯉らしい。 この川、ポーテージクリークはトレイルが整備されとても歩きやすく、散歩をするにはいいコースだった。この日は天気もよく、気温も22度くらい。最高に気持ちよく、クライアントさんからの評判も上々だった。 昼食後にポーテージ湖脇にある「バイロングレーシャートレイル」へ。キャンプグラウンドから車で10分もかからないところにトレイルヘッドがある。わずか片道30分のトレイルだ。だからアウトドアアクティビティというより、観光地。 ちょっとしたアップダウンを繰り返すと目の前に氷河が見えてくる。トレッキング? ハイキング? これはやっぱり散歩だなぁ。小砂利が敷いてあるトレイルは歩きやすい。そんな観光地だけれども、景色は抜群だった。 わずか30分で歩いていける氷河だったが、アラスカの壮大さを感じることのできる場所。山々に囲まれた景色と空気感がいい。日本にもいくつも同じような感覚を得る場所はあるが、それなりに登って行き着く山岳エリアが中心だと思う。しかしここは、アンカレッジから車で1時間。ほぼ平地を歩いてこの場に立てるわけだ。

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ライター
小雀陣二

1969年東京都生まれ。雑誌やテレビ等のメディアでアウトドア料理のレシピを公開するほか、商品企画にも携わり野外料理関連のヒット商品も世に送りだす。2013年には神奈川県・三崎に喫茶店「雀家」をオープン。著書には『オトコの自慢料理』『BBQがウマくなる本』(エイ出版社刊)、『簡単なのに豪華にできる! ソトごはんレシピ』(学研ムック)など

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