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フェスティバルの聖地イギリスでも、キャンプよろず相談所は大忙し!?

(2013.01.11)

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ビフォアもビフォアだが、アフターといったら目も当てられません

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こんなもんまで残置していくイギリス人って、紳士なんじゃなかったっけ

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グリーンメッセンジャーズたちの活動はさまざまなメディアで取り上げられたという

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最終的にトラックに積まれ、リユースされるアウトドアグッズたち

 さて、今年のフェス情報が解禁されはじめ、各地各所からの開催発表が相次いでいる。そんななか、本場イギリスでは、どんな状況になっているのかと、海外フェスのサイトをチェックしていると、気になるニュースに行き着いた。

 イギリスで昨年行なわれたLEEDS FESTIVALという、日本のフジロックフェスティバルのような野外フェスでの、放置テントの数の多さと、それを回収する国際ボランティアのプロジェクトだ。

 イギリスはボーイスカウト発祥の地でもある故、もともとアウトドアに対する基本的な素養が高いなどという話もあったが、実際のニュースを見てみると、その会場のひどい光景と参加者のあまりの程度の低さに唖然としてしまう。日本のフェスティバルカルチャーの意識の高さ、さらには民度の高さをも感じ、ある意味、日本のフェスティバルは、もうすでに、本家のそれらを超えているといってもいいと率直に感じた。

 しかし、そんななか、問題意識をもち、汗を流し、この状況を改善するべく世界から集まったプロジェクトチームが、グリーンメッセンジャーズという組織である。参加するボランティアの国籍は多岐にわたり、彼らは会場に放置されたテントや使えそうなアウトドアグッズを丁寧に分別回収し、使えそうなものを乾かしたりして慈善団体などに寄付し、再利用をするという。回収されたテントは238張、他にも長靴や、マット、そしてアウトドアチェアなど。

 日本でも近年、放置テントの数が増えてきている。それは、日本のフェスブームと昨今のデフレに乗じ、量販店などで売られている格安の大量生産の粗悪品だ。これらのテントは回収したとしても、リユースするにはあまりにもリスクがありすぎる(時には生命の危険すら感じる)ので、残念ながら廃棄するしかない。日本でもイギリスでも、捨てていく方も捨てていく方だが、捨てていかれる理由があることを、プロダクトは考えなければならないような気がする。

(写真:すべてグリーンズメッセンジャーズHPから)

 
 
ライター
Akimama編集部
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