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ココがどこだかをキチンと伝える、レスキュー看板!

(2013.05.17)

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ホッケ山の山頂看板に設置されたレスキューポイント。救助要請の際には「縦走 23」と伝えるだけでいい。年配の登山者にも分かりやすい配慮だ

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こちらは夫婦滝入り口に設置されたレスキューポイント。残念ながら携帯電話は圏外。救助要請は電波の通じるところまで移動してから、になる

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比良山系縦走路。これだけのバリエーションルートがあるなか、現在位置を正確に伝えることは難しい。レスキューポイントの重要性がよく分かる

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びわ湖バレイスキー場からホッケ山へといたる尾根道からの眺め。ハイキングコースはよく整備されており、視界いっぱいに広がるびわ湖を楽しみながら歩くことができる

 たとえばケガをして自力で動けないなど救助が必要な場合。遭難者の位置こそ、救助には欠かせない情報だ。しかしスマートフォンで即座にGPS座標を呼び出せる人ならともかく、ご年配の方まで含めて自分の場所を口頭で伝えてもらうことは難しい。

 というわけで、登山道に「レスキューポイント」として、その場の名称や救助要請の連絡先を示す看板の設置がすすめられている。写真はびわ湖の西岸に広がる比良(ひら)山系で見つけたもの。美しいブナの森を歩き、渓谷沿いの道では清流とみずみずしい緑を。そして何よりも尾根道からはびわ湖を一望の下に見下ろす眺望を楽しむことができる。その縦走路は細かく繋がれており、ルートバリエーションは豊富。それだけに遭難時の救助要請には、まず現在位置を正しく把握することが大切になる。

 京都などからも近いハイキングエリアとして注目を浴び始めているほか、「びわ湖バレイスキー場」のロープウェイを使えば一気に標高1100mまでアクセスできるとあって、このエリアの人気は上昇中。訪れる人が増えているだけに、万一の遭難にも備えているというわけだ。

 ハイキングの途中でこんな看板を見つけたら、とりあえず写真を撮っておくだけでも、万一の時には救助要請の大切な情報になるかもしれない。

 
 
ライター
林 拓郎

スノーボード、スキー、アウトドアの雑誌を中心に活動するフリーライター&フォトグラファー。滑ることが好きすぎて、2014年には北海道に移住。旭岳の麓で爽やかな夏と、深いパウダーの冬を堪能中。

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