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「なぜ山に登るのか」という不朽のテーマの答えがわかる! 映画『クレイジー・フォー・マウンテン』

(2018.07.04)

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 なぜ人は山に登るのだろうか。景色を楽しむため、日常では味わえない達成感を得るため、自らを高めるため、人によってさまざまだろう。登山史が始まってから常に問われれきたこのテーマは、今も誰もが説明に苦労する。

 そんな問いに答えてくれる映画がある。7月21日より日本公開の『クレイジー・フォー・マウンテン』だ。

垂直の岩壁をロープを付けずに登頂する天才クライマーのアレックス・オノルド。
© 2013 Free Range Films Limited/ The British Film Institute / Curzon Film Rights 2 and Channel Four Television Corporation.

 昨年、オーストラリアで興行収入150万ドルを超え、ドキュメンタリー映画としては年間1位の大ヒットを記録。映画サイトRotten tomatoesでは96点と高得点を獲得し、第61回ロンドン・フィルムフェティバルなど世界の映画祭で喝采を浴びた話題作である。

雪山を優雅に飛びながら滑り降りる「カイトスキー」というスポーツ。仕組みは、スノーカイト(凧)をハーネスで装着し、風力を使って舞うように滑る。北米やヨーロッパではすでに人気を集めているが、日本ではまだまだ知られていない新しいウィンタースポーツの1つだ。
© 2013 Free Range Films Limited/ The British Film Institute / Curzon Film Rights 2 and Channel Four Television Corporation.

 本作が扱うのは「人はなぜ山に登るのか」という不朽のテーマ。その答えを教えてくれる、と各界の無類の山好きたちが絶賛し、熱いコメントを寄せている。エベレスト登頂世界最年長の三浦雄一郎さん、プロスノーボーダーの平岡 卓さんなど、山を舞台に挑み続けるプロフェッショナルたち。さらには、女優の工藤夕貴や釈 由美子さん、俳優の宍戸 開さんなど芸能界屈指の山好きたちも、その臨場感たっぷりの映像美に息を呑み、山への飽くなき執念を刺激されたようだ。

エベレスト(ネパール)、モンブラン(フランス)、メルー(北インド)、デナリ(アメリカ)など世界中の登山シーンや、エクストリームスポーツの数々が、迫力のあるシークエンスで収録。眼前に迫りくる岩壁と人間たちの激しい戦いが、オーストラリア管弦楽団の奏でるヴィヴァルディ「四季」、ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番『皇帝』」などの荘厳な調べとともに繰り広げられ、究極の映像体験が味わえる。
© 2013 Free Range Films Limited/ The British Film Institute / Curzon Film Rights 2 and Channel Four Television Corporation.

高さ120mを超える巨岩でのスラックライン(左上)。時速360キロに達するといわれるウィングスーツでの山頂からの滑空(右上)。急峻な山でのマウンテンバイク(左下)。グランドキャニオンでマウンテンバイクに乗りながらのスカイダイビング(右下)。
© 2013 Free Range Films Limited/ The British Film Institute / Curzon Film Rights 2 and Channel Four Television Corporation.

――三浦雄一郎さん (プロスキーヤー/冒険家)
壮大な山々、命懸けのエキストリームに挑む超人達。
素晴らしい映像と音楽で山への恋慕と深い感動が沸き上がる。

――服部文祥さん (登山家・作家)
登山者は自分の夢を叶えるために死なないように最大限の努力をしている。
死のリスクがあるからこそ、生きている実感を得ることもできる。
死と対峙する登山者は、だれよりも「生命」にどん欲なのだ。

――馬目弘仁さん (アルパインクライマー)
「まじかよっ!」と何度つぶやいたことか。私もあの厳しく美しい山々の懐に早く戻って行きたくなりました。

――平岡 卓さん (プロスノーボーダー)
どこかもどかしさをも感じる人間と自然の壁。そんな壮大な山にインスピレーションを受けました。

――工藤夕貴さん (女優)
ひと握りの人のみに許される神々の領域を、澄み渡るシンフォニーと共に礼拝できる奇跡の映画でした!鳥肌…

――釈 由美子さん (女優)
その圧巻の映像美に釘付けになり狂おしいほどに山を愛する男たちの魂の鼓動が聞こえた。
なぜ山に登るのか。そのanswerをこの映画は無言で教えてくれる。

――宍戸 開さん (俳優)
言葉に出来ぬ美しさ。その対極にある恐れ。好奇心が恐怖に打ち勝つ時、あなたはそこにいるだろう。

――鈴木ちなみさん (女優・モデル)
美しさ、厳しさ、全てを知っているのに近づきたくなる。山の魔力がここに詰まっている。

――髙田万由子さん (女優)
命懸けで山に挑む。危険が魅力となる理由。
それは、その向こうにとてつもなく美しい景色が広がっているから。
そして、冒険家が最も輝ける場所だから。

――佐々木俊尚さん (作家・ジャーナリスト)
「人はなぜ山に登るのか」という言い古された問いに、この映画は完璧な答えを用意している。極限というものに、なぜ人は魅せられてしまうのか。

製作・監督:ジェニファー・ピードン  音楽:リチャード・トネッティ  撮影:レナン・オズターク  ナレーション:ウィレム・デフォー
後援:オーストラリア大使館 協力:The North Face 配給:アンプラグド
2017年/オーストラリア/英語/74分/カラー/5.1ch/シネスコ
公式サイト:http://crazy4mountain.com
©2017 Stranger Than Fiction Films Pty Ltd and Australian Chamber Orchestra Pty Ltd

 7月21日(土)より新宿武蔵野館・シネクイントほか全国順次公開する。山好きのための究極の山映画を見逃すな。

 
 
ライター
Akimama編集部
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