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いまどきのオシャレキャンプを覆す?! キャンプ初心者必見のマンガ『ゆるキャン△』

(2017.12.28)

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 どうも、キャンプ初心者のHALです。Akimamaに記事を書いていて初心者というのもなんですが、3年前のキャンプよろず相談所の手伝いをするまでちゃんとテントを立てたこともありませんでした。そんなキャンプにあまり興味のなかった私ですが、最近ワクワクするキャンプマンガを読んだのです。それが「ゆるキャン△」です。
『ゆるキャン△』(芳文社/あfろ著)。『まんがタイムきららフォワード』(芳文社)にて、2015年7月号より連載中で、現在コミックスはちょうど第5巻がでたばかり。写真は第1巻の表紙。
 キャンプマンガって、いままでもいろいろとありましたが、どっちかというと山登りありきなものが多かった気がします。本格的というか、ストイック?! 一般女子にはちょっとハードルが高いような題材ですね。でも、この『ゆるキャン△』にはそんな山登りもストイックさも出てきません。題名どおり、ゆるーいカンジのキャンプを描いています。

 主人公はなんと女子高校生、それもソロキャンプと冬のキャンプ場を好むという変わり者のリン。ある意味ストイックになるのか? そこに、なでしこというちょっと天然キャラも登場する。
 
 この女子高生のなでしこが富士山を見に行っていて、うっかり昼寝してしまい、リンに助けられるというストーリーだ。そのときに食べたカップラーメンの味や風景が忘れられなくて、キャンプの虜になっていくというのがふたりの馴れ初めに。

 そう、こういうときのカップラーメンっておいしいよね!! って、マンガに突っ込みたくなるような風景や光景、背景がていねいに描かれているのがまたいいんです。このマンガには山梨、静岡、長野などの実際にあるキャンプ場の風景が登場します。原作者本人が取材しアウトドア経験をもとにして描かれているということなのですが、自分の目で見た自然のうつくしさがきちんと表現されているのも、共感できるところなのでしょう。
 
 ワタシだって、毎年お世話になっている「ふもとっぱら」がでてきたら、おー!この風景!って感動しましたもん。そして登場するギアもチェックしたくなります。テントやイス、バーナーもふだん自分たちが使っているものの、アレでしょ? って答え合わせしたくなっちゃうんですよねー。

あぁあ! この景色、知ってるよと、思わずマンガに突っ込んでいるワタシ。ここ、朝霧高原の「ふもとっぱら」だ!!

 主人公のリンはソロキャンパーで、それなりの装備や知識をもっているので、まったくの素人のなでしこに教えたりもします。毎回登場するキャンプの豆知識的な部分も読みごたえがあると思います(一般女子からするとですが)。焚き火の着火剤替わりにマツボックリだとか、寝袋にはいろんな形と厚さがあるとか、へーそうなんだーってたまに言ったりして(あくまでも一般女子目線です!)。

 初心者のなでしこは高校で野クル(野外活動サークル)のメンバーに出会い、仲間を増やしていきます。その野クルのメンバーがいろいろな知識を授けてくれるのですが、なかなかホントのキャンプに行かない!! のもまたおもしろいところかな。そして、ついにキャンプに行くことになるものの、そこまでのドタバタもまたあるあるな感じで、勉強になります……うそです笑えます。

 また、ぼっちキャンプを極めるリンがなでしこと関わっていくことで、人とのコミュニケーションを楽しみはじめてる過程が、いまどきの女子高生らしいというか、いじらしくも思えたりして。キャンプという題材を通じて、女子高生が成長していくマンガでもあるんですね。

 このマンガは『まんがタイムきららフォワード』(芳文社)にて、2015年7月号より連載中で、現在コミックスはちょうど5巻がでたばかり。そして、なんとTVアニメも放送が始まります。TVアニメ『ゆるキャン△』は、 2018年1月4日(木)より毎週木曜、AT-X、TOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、BS11にて。詳細はこちら

 ちょうど冬になりキャンプシーズンも終了したなーと思っている人は、コタツでぬくぬくとマンガを読んでみたりしてはいかがでしょうか。なんか読んだあとにホッコリしますよ。
  

 
(文・写真=HAL)
*移動型オーダーパティシエ。キャンプよろず相談所で各地のフェスに出没。スノーボードとスケートボードをこよなく愛し、コーチもこなす。結局、なんでも屋。HAL presents

 
 
ライター
A kimama編集部
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