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北欧はラップランドのトレイルを日本にはじめて紹介した本『北緯66.6°』がでた!

(2014.10.31)

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季節は大地が赤く染まり、蚊がいなくなる8月中旬~9月中旬がおすすめ。冬山装備になるけれど。2009年サーレク国立公園にて

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1日に1度は氷河の雪解け水をザブザブ渡渉する。サンダルは必携装備だ。2008年北極圏トレイル(ノルドカロットレーデン)にて

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スカンジナヴィアでもっとも手つかずの自然が残された山岳地帯、サーレク国立公園。クマやヘラジカ、トナカイが生息する

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『北緯66.6°北欧ラップランド歩き旅』(本の雑誌社刊)/1,620円(税込)。旅に持っていけるようカバーなしのペーパーバック装丁

 北欧生まれのアウトドアブランドってたくさんあります。

 ウェアやパックならノローナにホグロフス、ストーブならプリムスにオプティマス、テントにいたってはヒルバーグにノルディスク。それゆえに遊ぶトレイルもいっぱいあって、山歩きを生活に取り入れた文化があるにちがいない。

 しかしながら、北欧のトレイル情報って日本ではほとんど見かけません。

 ならば、行ってみるしかない! と日本を飛び出したのが2008年の夏。北欧でもっとも長い山道「北極圏トレイル」800㎞を歩きにいきました。

 で、しびれました。

 続いて2009年は、スウェーデンのサーレク国立公園へ。こちらは道なき荒野を歩くワイルドな歩き旅で、これまたもう北欧の自然と人々の山歩きスタイルにうっとり……。

 その二年にわたる夏の旅を一冊にまとめたのが、10月23日に発売された『北緯66.6° 北欧ラップランド歩き旅』(本の雑誌社)です。

 それから毎年のように北欧の北極圏を歩きに行っています。

 どこにテントを張ってもいい。どこを歩いてもいい。どの水もゴクゴク飲める。

 ブルーベリーは食べ放題。太陽が沈まない白夜の世界。テントに遊びにくるトナカイたち。地平線が視界を埋める凍った大地。
 
 これがスカンジナヴィア半島の北極圏、ラップランドの荒野です。

 国でいうとノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北部にあたるツンドラ地帯です。
 
 このラップランド歩き旅は、決して命をかけた冒険とか、未知なる土地を求めて彷徨う探検などという、そんなたいそうな旅ではありません。ちょっとしたお金と時間、10日分の食料と燃料を背負って歩ける体力と経験があれば誰でも実行に移せる歩き旅です。
 
 海外のトレイルを歩きたいと思っているあなたに、北欧のラップランドを全力でおすすめします。

 ふらっと入った書店で見かけたらパラパラしてみてください。きっとラップランドの風を感じることでしょう。

                     

■『北緯66.6° 北欧ラップランド歩き旅』
森山伸也著 本の雑誌社刊
四六版並製 256ページ 1,620円(税込)

      

文・写真=森山伸也
フリーランスライター。1978年新潟県三条市生まれ。山岳、アウトドア関連の雑誌に数多く寄稿する。北欧の北極圏、ラップランドの荒野をやたらめったら長く歩くことが趣味。著書に『北緯66.6°』(本の雑誌社)。2012年、北信の豪雪地に移住し、春は山菜、夏は北極圏、秋はキノコ、冬はテレマークスキーで山に入り浸る。

blog=http://forest-mountain.cocolog-nifty.com/blog/
Twitterアカウント=@moriyamashinya

 
 
ライター
tetsu

山岳•アウトドア関連の出版社勤務を経て、フリーランスの編集者に。著書に『テントで山に登ってみよう』『ヤマケイ入門&ガイド テント山行』(ともに山と溪谷社)がある。

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