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【海外】夏休みの工作は、ひとりダッシュ村の人を見習って布を織ってみる?

(2016.08.16)

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 全国のアウトドア好きなお友達〜! もう夏休みの宿題のメドは立ったかな? 自由研究のテーマに悩んでるなら、植物の繊維を取りだして自分で布を織ってみるのはどうかな?

 お手本は「ひとりダッシュ村の人」としておなじみの、Primitive Technology(プリミティブ・テクノロジー)のお兄さんが見せてくれるよ。今回は倒れた樹の皮を剥いで、細い繊維を取りだして、それをなって糸にし、最終的には織物に仕上げていくよ。考えただけで気が遠くなる作業だね。でもお兄さんは相変わらず、超人的な手先の器用さと根気強さで、それなりのものを作り上げてしまうよ。

 驚くのは固定したり支持したりを、地面に杭を立てることで解決しちゃうってこと。お兄さんにとっては大地が巨大な工作盤みたいなものなんだね。そして当然ながら、今回も文明社会からは道具も材料も、何一つ持ち込んでないよ。文字通り、そこら辺のものだけで成し遂げているからスゴイよね。

 こんなに工作が上手なお兄さんでも、できあがったものは「玄関マットくらい、ごわごわした硬いもの」だったそうだよ。そうしてみると、僕らの周りにある柔らかい布を作るのが、いかに大変か! あらためて、現代文明がいかに洗練されたものかに気づいて、感動させられるよね。

 夏休みも残り2週間! まだまだ遊べるからしっかり楽しんで、あとで怒られない程度に宿題がんばってね〜!!

 

■Primitive Technology: Woven bark fiber(樹の皮の繊維の布)

「粗いものではありますが、樹の皮の繊維を使って布を作りました。紐を作ったのと同じ木ですが、木の名前は分かりません。ここ最近は雨が多くて(雨にさらされてはいますが、小屋は雨漏りもなく、しっかり建っていますよ!)、小さな木を道連れに大きなワトルツリーが倒れてしまいました。そのうちの1本の木から繊維を取りました。樹の皮を剥がして持ち帰り、細く割いていきました。
 繊維をなっていくのには、石錘(せきすい)を使った紡錘車を作りました。紡錘車は糸巻きの軸と石のはずみ車(以前、火おこし器で使ったものです)でできています。小さな木が紡錘車の端に結わえてあって、木の繊維を留めておくようになっています。木の繊維を糸巻きの軸につないではずみ車を回すことで、繊維によりをかけることができます。1本の繊維を巻き取ったら、途中から新しい繊維を足してよっていくことでどんどん繋いでいくことができます。
 終わったら、織機代わりに地面に杭を打って、横木を結わえ付けます。杭が支えるのは最初に張った糸だけで、横棒は別の縦糸を支持するようになっています。横棒が持ち上げられると隙間ができて、縦糸の上下が入れ替わります。そうしたら横糸を巻いた棒を隙間に通していきます。
 繊維を集めて乾かすには数日かかりました。繊維をなって織るには、70cm四方につき1日以上はかかります。できあがったものは玄関マットのような粗いものです。というわけで、素直にマットとして使っています。
 将来的にはバナナの茎からとれるような優れた繊維を探し出して、布を作りたいと思っていますし、雨の日には家の中で作業ができるような持ち運びのできる織機を作りたいと思っています」(コメント抜粋・要約)

 
 
ライター
Akimama編集部
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