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今年も世田谷ボロ市の季節がやってきた! ボロ市といえば「刃物」と「砥石」ですよ

(2016.12.02)

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  年末年始を挟んで、12月の15、16日と1月の15、16日に開催される「世田谷ボロ市」。

 ボロ市の歴史は1578年まで遡ることができ、430年以上も続く伝統のある行事です。名前のとおり古着を扱うお店もありますが、現在では古道具や民芸品、木工品、食品など、扱われる品目は多種多様です。

 毎年、Akimamaでもこのイベントをご紹介していますが、外遊び好きが出かけるべきお店といえばあそこ。アウトドア雑誌の草創期から活躍する韮塚順一さんのお店です。

 韮塚さんは『フライフィッシングジャーナル』の編集長も務めたフライマン。日本の禁漁期間中もマスを釣るために、日本とニュージーランドの2拠点生活を送ったトラウト・バムの元祖でもあります。

 現在は長野県の南相木川のほとりにフライ用品と技術の講習を行なう『J&Jストリームサイドタックル』を構え、悠々自適な釣りライフを送っています。

 そんな韮塚さんが出店するのは刃物と砥石のお店。聞けば、奥さんのご実家が金物屋さんとして長くボロ市に出店していたのを引き継いだそうです。

 韮塚さん、今年はどんなものが出るんでしょうか?

「今季用意したのは土佐打ち刃物。包丁では出刃と柳刃のB品が多いね。B品とはいっても研磨中の傷や、なんとなく形が悪いという理由でハネたもの。実用にはまったく問題ないよ。柳刃は¥3,000、出刃は¥5,000程度から販売するつもり」

「そのほかの刃物は剣鉈がいくつかと狩猟刀を用意した。狩猟刀は実はまだ柄をすげてないんだけど、柄も一緒に持っていくから、好きな人はブレードと柄を選んで買って行って!」

「もうひとつの目玉はやはり砥石。今年は今では手に入りづらい白砥石が入手できた。なかでも真っ白な上白がいいね。実用品でもいいよ、という人には胡麻斑の石もある。どちらも研げばしっかり刃がつくのに、なかなか砥ぎ減りしない良い石だ。粒度は中砥〜仕上げ砥までいろいろあるので、合わせたい刃物があったら持参して。刃物と砥石の相性ばかりは、当ててみないとわからないからね」

 韮塚さんの扱う天然砥石は採掘場の閉山が進んだことで希少になりつつあるそう。石の価格は上がり続けており、とにかく早く買うに越したことはないそうです。

 お店が出るのは世田谷1-28周辺。行き帰りには魅惑的な立ち飲み屋さんも多いので、お越しはぜひ公共交通機関で!

世田谷ボロ市
●開市日: 12月15、16日、1月15、16日 (曜日、祝祭日問わず)
●開市時間:9:00〜20:00
●開場:東京都世田谷区ボロ市通り(東京都世田谷区世田谷1-29周辺)
●交通:世田谷線「上町駅」「世田谷駅」より徒歩5分

 
 
ライター
藤原祥弘

野生食材の採集と活用、生活技術につながる野外活動などを中心に執筆とワークショップを展開。twitterアカウントは@_fomalhaut

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