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ハンディGPSのオリジネーター、「MAGELLAN」が復活!

(2013.08.01)

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右から最上位機種の「Magellan eXplorist 610」「Magellan eXplorist 510」「Magellan eXplorist 310」。いずれもIPX-7クラスの防水性を備え、直射日光下でも鮮やかな読み取りが可能な半透過型カラースクリーンを採用

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「Magellan eXplorist 610」で昭文社「山と高原地図」を表示したところ。広域表示でも地名や山名が重ならないよう、細かく調整されている

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「Magellan eXplorist 610」「Magellan eXplorist 510」には320万画素のカメラとマイクを備えており、静止画と動画、音声の記録が可能

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入門機としても最適な「Magellan eXplorist 310」。日本登山地図をインストールしたモデルでも、33,800円とお買い得

 GPS? 地図の表示? そんなのスマートフォンでもできるじゃん、って人には無縁の話かもしれない。けれど山の中で、あるいは大海原で。起動不能や突然電源が落ちる、といった機器のトラブルが即遭難に結びつくようなアウトドアアクティブをおくっている人たちには、このニュースはドでかいインパクトを持って迎えられるだろう。

 ハンディーGPSの先駆けとして黎明期からその性能と信頼性で多くのアウトドアマンのエクスペディションを支えてきた「MAGELLAN(マゼラン)」は、ここ数年日本の市場から姿を消していた。が、2013年の春から販売を再開。ついにこの夏、日本版の地図を備えて再びの登場となった。

 この「MAGELLAN」再デビューを支えているのはジオサーフというGPS関連のソフトウェアやシステムを扱う会社。地殻変動観測用GPSや津波遡上域調査用測量機器など、時には数ミリ単位の測位が求められるGPSを扱っている。いわばGPSの専門家が本気で仕上げてきたハンディーGPSなのだ。

 今回の販売で、もっとも時間がかかったのは日本国内の地図を磨き込む、という作業。何を表示して何を省くかなど、見やすさと使いやすさにこだわって妥協のない作業が続けられた。その結果、本体にはじっくりと時間をかけて煮詰められた地図2種類がインストールされている。ひとつは主要道路など基本的な情報を網羅したベースマップ。もう一種類はアウトドアでの使用を想定した10m等高線地図。両地図は重ねて表示できるため、地形と一般地図とで現在位置を確認できる。

 そのほか国土地理院発行 2万5000分の1地形図、昭文社「山と高原地図」をベースにした登山用地図、コンビニやガソリンスタンドなども表示する昭文社「MAPPLE25000」、ベースマップよりもさらに細かい等高線データを採用した「詳細等高線データ」を用意。プリインストール版の他、それぞれ必要に応じて後から購入することもできる。

 気になるのはバッテリーの持ちだが、バックライトを頻繁につけるなどかなり電力を使う状況で7~8時間、一般的な使い方なら15時間、省エネモードに入れれば40時間程度の稼働時間が目安になる。

 かつて、ハンディーGPSといえば「MAGELLAN」を指していた。その時代、ハンディーGPSを必要とするような旅に憧れた少年マインドの大人たちにとっては、このロゴは冒険の扉そのものだ。

 販売についてはテントの「ビッグアグネス」などでお馴染み、ケンコー社での扱いになる。販売店などはケンコー社のホームページで確かめてほしい。
 ケンコー社
 http://www.kenkosya.com/menu/menu.html

「MAGELLAN」各商品についてのスペックなど、詳しくは以下ジオサーフのサイトで。
 Magellan eXplorist シリーズ
 http://www.geosurf.net/products/outdoor/outdoor.html

 
 
ライター
林 拓郎

スノーボード、スキー、アウトドアの雑誌を中心に活動するフリーライター&フォトグラファー。滑ることが好きすぎて、2014年には北海道に移住。旭岳の麓で爽やかな夏と、深いパウダーの冬を堪能中。

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