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マッドマックスも付けている! 山に、キャンプに、サバイバルにも役立つ『パラコード』

(2016.06.13)

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便利なヒモとしてはもちろん、ブレスレットを編んだり、目立つ色は目印にも使える。野外だけでなく日常でも便利だ。ボクは、デジタル機器のコードを丸めるに使っている

『マッドマックス・怒りのデスロード』で主人公マックスが手首に巻いていたことで、日本でも人気再燃中(?)のパラコード。ココ数年、アウトドアショップではあまり見かけないが、使い勝手がよく、海外では野外道具の定番だ。世間一般に出回っているパラコードは550パラコードと言う耐荷重550lbs(約250kg)の物がほとんどで、雑用のヒモとして、程よい強度と軽さのバランスが良いタイプ。ちなみにマックスが巻いていたものは、少し太めのコードだ。


自作のパラコードブレスレット。薄茶はマッドマックススタイル。フォリッジカラーは、シンプルに巻いて留めた物。主に公共交通機関で移動する時にバックパックを手摺りに固定する時に使用している

 海外ではとにかく人気で、バックパックの中にとりあえず一束入れている人を多く見かける。それ以外にもブレスレットにして手首に巻いたり、ストラップにしたり、ジッパーの引き手や水筒ケースなどありとあらゆる物をパラコードで作っている。人気の秘密は……
1安い
2バラして使える
3バリエーションが豊富
など。

 日本でも30mで1,100円前後で販売している。安いヒモだと気軽に切って使えるため、タープ設営や、工作作業の効率が上がる。しかも、パラコードは中のヒモをバラして単体で使ったり、抜くことで太さの調整が可能なのだ。


細引きとは違い、パラコードは中身を抜き出せる様になっている。右は、黒とオレンジのパラコードを溶かして繋ぎあわせた物と、芯を抜き、目印程度のストラップにした物。芯を抜くと平紐の様に使える

 写真のパラコードは内部に7本の芯が入っている。作業中にヒモが足りなくなった時には、強度は落ちるが、引き抜き使うことができる。応用編として、グリップにパラコードを巻く時は、芯を抜いて太さを調整することが可能だ。


家で使用中のコード類。ナノコードとマイクロコードは、伸びが少なくとても軽量。ソロタープを張る時などに使いやすいヒモ。バトルコードの実物はかなりしっかりとしている。5mmの細引き程度

 ボクが使っているパラコードを紹介しよう。一番左の“ナノコード”は、細すぎてあまり使わないがエマージェンシーキットに入れている。100m千円ほどの“マイクロコード”は、耐荷重45kgで伸びが少なく、かなり軽量。山ではよく使うヒモだ。“550パラコード”は、色も数種類用意しバックパックのジッパータブのカスタマイズからアクセサリー制作まで幅広く使う。“バトルコード”は1m100円ほどで耐荷重1.2トン。ウラヤマ探検の時によく持っていく。マックスが巻いていたのは、このバトルコードじゃないかなと思って購入。最後の“ファイヤーコード”は、中にコード状の着火剤があり、イザという時に使えるようにジッパータブなど色々な場所に仕込んでいる。買うまでは「使わないだろうなぁ〜」と思っていたが、意外と着火剤として活躍している。海外だと、釣り糸や着火用の麻ヒモが組み込まれたパラコードなども販売中だ。


ファイヤーコードは、取り出した着火剤をほぐすと、メタルマッチで着火することが可能だ。同社のライブファイヤー着火剤に近い。ジッパータブなどをファイヤーコードに付け替えておけば、着火剤を忘れた時などに使用することができる

PARACORD」で画像検索すると、様々なパラコードアイテムが見つかる。自作で作る時は、youtubeで検索すると大体の編み方の動画がある。ぜひパラコードを活用して、快適なアウトドアライフを!
 野外でパラコードを切る時にナイフ類が必要になります。

 
 
ライター
森 勝

低山小道具研究家。元アクセサリーデザイナー。発明コンテストで賞金10万円を獲得した経験もあるギア好き。ブログは自転車とアウトドアライフ(遊び)

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