line_box_head

水中動画はこれでいい! ¥6,000台のアクションカム「ムソン C1」

(2016.12.15)

道具のTOP

icon

 スキンダイビングとスピアフィッシングをライフワークにする私が、水中動画撮影用のウェアラブルカメラとして愛用してきたのがGopro「HERO2」。

 数年使用して電池がすっかり弱ってしまったため、乗り換え機を探していて見つけたのが、ムソン(MUSON)のウェアラブルカメラ「C1」でした。

 画角は170°でムービーサイズは1080p 30fpsと720p 60fpsの2種から選択可能。32GBのMicroSDカードを使用した場合、1080pで最大240分、720pで最大320分の撮影ができます。

 本体のボタンではもちろん、スマホにアプリをダウンロードすれば、スマホからの操作もできます。

 必要十分な性能を持つカメラ本体に加え、付属するのはバッテリー2個、防水ケース(30m防水)、USBケーブル、ACアダプター、カメラマウント、ハウジング(防水ケース)マウント、アーム数種などなど。至れり尽くせりなセット内容です。

 しかも、GoproとC1のハウジングマウントはほとんど同形で互換性があります。Goproのマウント向けに作られたアイテムがそのまま使えるので、私が水中撮影用に使ってきたヘッドマウントにも装着できるではありませんか。

「でも、お高いんでしょう?」と思っちゃいますよね。ところがムソンC1、これだけそろって、お値段は6000円台! 

 もう、買わない理由はありません。早速購入してみました。

 使用にあたって別途購入が必要なのはMicroSDカードくらい。カード規格はSDHCタイプClass 10以上が推奨されています。

 使用できるMicroSDカードは8GBから32GBまで。ネット上には64GBが使えるという報告もありますが、不具合を報告するレビューもちらほら。挑戦する場合は自己責任となります。

 姿形はGoproに似ているC1ですが、操作方法はちょっとややこしい。バックモニターでサクサク選択とはいかず、全部で4つのボタンを駆使して、ムービーサイズや動画、写真を選択します。

 説明書は日本語がちょっと怪しく(笑)、解説は親切とは言い難いですが、選択するべき項目が少ないので、触っているうちに基本的な設定は学ぶことができます。

 また、スマホをもっていれば、無料のアプリをダウンロードしてWi-Fi経由で操作もできます。

 そして、操作していて気がつきました。このカメラ、動画撮影スタート時にはピッと音が鳴りますが、停止時は無音なのです。

 ディスプレイ(バックモニター)を確認しながら、あるいはWi-Fiで接続したスマホから確認できる環境なら問題ないのかもしれませんが、ダイビング中にカメラを頭に付けた状態でスイッチのオンオフが確認できないのは結構つらいものがあります。

 Goproを使っていた時は面白そうなポイントでスイッチを入れて潜り、浮上したらスイッチを切るということをやっていましたが、スイッチオフの音がしないとなると、ただこれだけの操作が大変。

 仕方なくC1では、一度スイッチを押したら録画しっぱなしにして、あとで必要な部分だけ切り取ることにしました。

※注 C1を購入した友人も同じ症状が出ていましたが、最近購入した別の友人は録画の開始・停止ともに音が出るとのこと。個体差、あるいは最近のモデルはファームアップで解消されているのかもしれません。

 動画は離頭式の銛でクロダイを突いて、銛先をつける押し棒でそのまま魚を〆たときのもの。カメラの向きが下方すぎて、肝心の突く瞬間が見切れていますが、雰囲気は伝わるのではないでしょうか。

 

 撮影後、撮ったデータを見て驚きました。このカメラ、動画が10分毎にファイル分けされるのです。

 この機能が意外にも便利でした。GoproのHERO2を使っていた時は数十分の動画を撮ってしまうとデータ量が多く、パソコンへの取り込み、編集ソフトでの読み込み、編集にかなりの時間を要していました。

 しかしファイルが10分ごとだと容量が膨れ上がらないので、読み込みにそれほど時間がかからずサクサク作業が進みます。

 この機能があるのなら、潜水中は撮影しっぱなしという撮り方でもそれほど気になりません。

 撮影した動画は1080Pの高画質だけあって、画質に粗さを感じることもなく十分満足のいくクオリティー。音も割れたりせずしっかり録れています。

 スマホにアプリをDLしてWi-Fiで繋ぐことで、遠隔操作や撮ったデータのスマホへの取り込みも簡単にでき、さらに編集ソフトを使えばそのままスマホで編集してSNSへの投稿も可能! 

 これまで使っていたGoproのHERO2にはなかった多くの便利機能があり、この価格でこの使い勝手は大満足です。

 まだ活用していないのですが、C1はタイムラプス撮影をしたり、ドライブレコーダーとして使うこともできます。それぞれのユーザーが、自分なりの使い方を楽しめるウェアラブルカメラだと思います。

 ただし、注意したいのは個体差の問題。私の使っているもののように、操作音が出なかったり、動画が緑がかっていたり、あるいは、返品された使用感のあるものが送られてきてしまう、ということもあるようです。

 このあたりを割り切った上で使うのであれば、ムソンのC1はかなり遊べるカメラです。水中撮影では、水没やまず見つからない海中での紛失がありえるだけに、お値段以上の性能だと思います!

文=土井祐介(だるま丸)
明石浦漁協職員。少年時代から魚に親しみ水産大学へと進学。卒業後は世界各国から輸入した観賞魚の卸売業を経て、水産業の世界へ。ライフワークは素潜りでの魚突き。
だるま丸オフィシャルブログ〜365日お魚生活〜

 
 
ライター
Akimama編集部
line_box_foot