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開放感が半端ない! 地上から離れた空中泊を実現。南阿蘇でツリーテントを試してみた。

(2017.06.27)

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 木の上の生活に憧れたことありませんか? たまにキャンプ場などで見かけるツリーハウスにいいなぁなんて思ったり。南の島の海を眺めるゴージャスなホテルのアクティビティとか、中世の古城の塔の上の生活とか……と、ちょっと行き過ぎました。そんなに現実離れしたかたちではありませんが、じつは木に取り付けるだけで簡単に実現できる空中テントがあるんです。

 それが、テントサイルジャパンから出ているコネクトツリーテント。三角状の場所に木があるところでツリープロテクタストラップを3本取り付け、ラチェットでガチャガチャとテンションを掛けると空中にテントが張れる仕組み。アッという間に、地面に接地してない空間ができあがります。ということで今回、熊本県南阿蘇村の久木野キャンプ場に協力を得て設営させていただきました。

 まずは、適当な場所を探します。三角に広がるので3本のよさげな木を選ぶこと、それなりの太さの木がよいと思います。部材はテント本体、ポール2本、ラチェットストラップとベルト3本、レインフライシート、縄ハシゴ。バッグのサイズは49x20x20cmと通常のテントとさほどかわらないと思います。3本の木のそれぞれにラチェットストラップと取り付けます。このときの高さが空中空間の高さになるので、お好きなように。

 もちろん木のてっぺん付近に設置することも可能ですが、自分が乗ることを考えてちょっと遠慮した高さにしました。酔っぱらって乗るときとか大変そうだしね。
設置の手順を並べるとこんな具合に。まずは、地上でセッティング。ちょうどいい間隔の木を選んだら、ラチェットアップ。テントを立ち上げて、フライシートを掛ければ完成! 天気がよければ、フライなしのほうが気持ちいけどね

 さてさて、その適当な高さにしたラチェットストラップにベルトで本体をとりつけます。そしてラチェットを操作すること数回、テントが宙に浮いた状態になります。このときのガチャガチャって無性にやりたくなりますが、そこは押えて徐々にあげたほうが微調整しやすいです。

 自分の寝る場所なので、水平をとりながら設置したほうがいいです。こだわりの方はiPhoneなどの水平器のアプリを出すといいですよ。ポールが2本あるのでクロスに入れて、縄ハシゴをつければほぼ完成。

 おお! 空中テントじゃないですか。ココ感動の瞬間です。

 ルーフ部分は破れにくい虫よけメッシュになってるので、通気性は抜群。3面すべてを開けることもできるので、開放感も抜群です。フライシートもつくのですが、それは後ほど。

 さて、まず一番手ワタシ乗ります! なれてないので縄ハシゴに手間取ります。地面にペグ打ちしておくといいかもです。なんとかよじ登れました。入った感じは思ったより広いです。木々に囲まれて開放感があるので、なおさら広く感じるのかもしれません。
そんなに高くない位置に設置しても、この浮遊感はたまりません。まるで樹冠にいるみたい。なかなか他ではできない気持ちよさ!  
 大の字になって寝っ転がっても余裕あるスペースです。真ん中にベルトラインがあるので、そこに背骨置くと安定した気がします。壮大なハンモックのようで、わざと揺らしたくなります。最大荷重が400kgを超えないようにしてくだいさいということなので、大丈夫です。安心してください。もともと2名用なので、大人2人とその身の回りの荷物はオッケーとのことです。

 気持ちよく寝てるところに、フライシートをかけられました。防水加工のレインフライシートで、目立つオレンジ色。じつは迷彩柄など10色のラインナップがあるそうで、自然に溶け込むことも可能です。ぐるっと覆って、両端をつなぎとめるので、密閉感はあります。日差しのある昼間だったので、暑かったくらい。

 降りるときは縄ハシゴからジャンプ、無事着地しました。これは子どもたちは楽しいだろうなと思いましたね。てか、自分も十分に楽しんでました(笑)。キャンプのまた新しい楽しみ方ができそうですね。

 テントサイルジャパンのサイトにはさまざまな場所に張っている画像がみられます。想像力と工夫次第でいろいろな場所に設置できるようです。でも、張っていい場所とそうでない場所もあるのでご注意を。必要であれば、木の養生なども忘れずに。

 二段貼りとかやってみたいですよね。今回試したコネクトツリーテントのは2名用でしたが、3名用や最大6名可能なコンボのセットもあるので、ぜひサイトを見てみてください。
  

■商品情報
テントサイル/2名用 テントサイル コネクトツリー
価格:108,000円
サイズ:2.6m x 4.2m x 4.2m 収納サイズ:49 x 20 x 20cm
テント内の高さ:100〜120cm
重さ:6.5kg

テントサイルジャパン
 

※組み立て方の分かりやすい動画はこちら。

 

(文・写真=HAL/移動型オーダーパティシエ。キャンプよろず相談所で各地のフェスに出没。スノーボードとスケートボードをこよなく愛し、コーチもこなす。結局何でも屋。ホームページ「HAL presents」)

 
 
ライター
Akimama編集部
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