• 道具

ブラックダイヤモンドからC3とX4にかわる新作カム「キャメロット Z4」が登場するぞ!!

2019.11.07 Thu

河津慶祐

河津慶祐 アウトドアライター、編集者

C3、C4、X4、ウルトラライト

と聞いてピンとくる人。そんな人にビッグニュースがある。ブラックダイヤモンドのカム「キャメロット」から、スモールカムシリーズのC3やX4の後継モデルとなる新作が発売される。その名も「キャメロット Z4」だ。

 すでに展示会でもお披露目されているので、実際に目にした人や、ネットで見た人もいるだろう。実は先日、Akimama編集部に現物が送られてきたので、触ってみた感想や他モデルとの比較をレビューしていこうと思う(サンプルなので机上ではあるが)。

 じゃん! こんな感じである。パッと見はウルトラライトとX4を足して割ったよう。

 まず気になるところはステム周りではないだろうか。最初に目がいってしまう黒い蛇腹部分、ここは「リジッドフレックストリガー」と呼ばれる。ずらしてみると中には4本の細いワイヤーが通っている。このトリガーワイヤーを引きテンションをかけると、ステムが曲がりにくくなり、クラックへセットがしやすくなるというもの。セット後はテンションが抜け、フレキシブルで曲がりやすく、ウォーキングしにくい。

 さらにステムケーブルも様変わりした。0.3以上の大きい番手だけだが、もともと一本だったものが二本になったのだ。「オムニフレックスケーブル構造」といい、二本のケーブルをねじることで、360°均等に曲がりやすくなっている。

 カムローブからのびるワイヤーにも細工がしてあり、オフセットクラックでワイヤーがたわむのを防いでくれる。

新作「Z4」以外は私物なので使用感がある。

 では次に、同じサイズのキャメロット4種を比較してみよう。上から、キャメロットのZ4、X4、C4、ウルトラライトとなる。

 こうして並べてみると、カムローブからトリガーまでは他のモデルと同程度の長さを確保されており、さらに、トリガーからサムループはX4より短くなっている。今までX4を使うときに「少し持ちづらいな」と思った人は少なくないはず。これはありがたい。

 カムローブを見ると、素材感の違いも見てとれる。他モデルと同じアルミ製ではあるが、より柔らかい材質に変わり、サンドブラスト加工を施すことで、細かい凹凸をつくって摩擦抵抗力を上げている。

 他には、0.5だとわずかな差だが、4ローブカムでありながら3ローブカムと同程度までヘッド幅が小さくなっている点、ウルトラライトのようにカムローブ全体にサイズがわかるよう着色された点も見逃せない。

 Z4とX4の重量・レンジ・強度ものせておこう。新作というだけあり、どのサイズもX4より軽量化がはかられている。そして、注目は「0」サイズだろう。C3で言うと000と同程度のレンジだ。重量も強度もZ4のほうがスペックが高い。

 次期ラインナップからは「Z4」「ウルトラライト」「C4」となる。販売開始は来春の予定で、価格は全サイズ6,900円(税別)。価格面もX4よりお値頃価格だ。

 実際に登攀で使用し、墜落チェックなどができなかったのは悔まれるが、細部までチェックできたのではないだろうか。

 来春まで約半年、カム貯金して待つべし!

Latest Posts

Pickup Writer

ホーボージュン 全天候型アウトドアライター

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

高橋庄太郎 山岳/アウトドアライター

森山伸也 アウトドアライター

Muraishi Taro アウトドアライター

森 勝 低山小道具研究家

A-suke BASE CAMP 店長

中島英摩 アウトドアライター

麻生弘毅 アウトドアライター、編集者

小雀陣二 アウトドアコーディネーター

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

宮川 哲 アウトドアライター、編集者

林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者

藤原祥弘 アウトドアライター、編集者

ふくたきともこ アウトドアライター、編集者

北村 哲 アウトドアライター、プランナー

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

河津慶祐 アウトドアライター、編集者

Keyword

Ranking

Recommended Posts

# キーワードタグ一覧

Akimama公式ソーシャルアカウント