• 道具

【どんなクルマでもキャンプにいける】とにかく激震が走ったのだ! でもってお買い得だ !!

2016.06.24 Fri

沖田雅生 アウトドアライター、編集者

どんなクルマでもキャンプにいける! vol.006 フォード フィエスタ

 今年の初め、とにかくびっくりするようなニュースが流れた。「フォードジャパン日本撤退」のニュースだ。

フォードブランド、というか日本から輸入車メーカーが撤退するなんて思いもしなかった

 ビッグ3といわれたフォード。一時期はマツダを傘下に置いていたフォード。マスタングやエクスプローラーを代表するアメ車をぐいぐいいわせたフォードが日本からいなくなるというニュースはあまりにも衝撃的だった。その後、フォードはあらゆるイベントをキャンセル。アウトドアデイジャパン東京でも、エクスプローラーやエコスポーツなどが昨年まで出展されていたけれど、今年はその姿がなく寂しい思いがした。

 ようやく最近になってアフターサービス体制の確定が発表されるなど、フォードジャパン終結の道がはっきりしてきた。ボクは思った。そろそろ少し安く売り出すのではないか。在庫を抱えることはないだろうから。

 そこでこのニュースである。
 「今だけのスペシャルプライス!Thanks Sale 開催!!」 

 買いである。相当悩む(ボクが)。いえばもっと安くなるんじゃないだろうか。いろんなものがついてくるんじゃないだろうか。だってフィエスタいいクルマなんだもん。


ヨーロッパマーケットの戦略車フィエスタ1.0L ECO-BOOST。ライバルといえばヴィッツやルーテシア、208あたり

 フィエスタ1リットルエコブースト。フォード渾身のエコブーストエンジンとは、ざっくり簡単に言うと、加速のためのターボエンジンではなく、環境性能をアップするためのターボエンジンだ(もちろんもっとすごいところがある)。とにかく1リッターとは思えない力強さと加速感、そこに6速ATとのバランスが素晴らしくキビキビと爽快に走ってくれる。一度乗ればその走りに魅了されると思う。


ATシフトノブの脇にセレクトシフトボタンがついていて盛り上がる

車内も広々としており、トランクルーム(ハッチバックだけれど)もコンパクトキャンプよりひと回り大きめの道具を積み込んでもいけるくらいの容量だ。ましてアンダートレイの下にも十分なスペースが用意されている。


上)ソフトクーラーを縦置きに積み込める奥行きのある荷室 下)ケルティアウターリム3のパッケージが余裕で収まるアンダースペース

 デザインもスタイリッシュでカラーリングも奥行きがあって素敵だ。なにせこのクルマはヨーロッパの熾烈なコンパクトハッチのマーケットに向けての戦略車である。


真っ正面からがなかなか格好いいと思っております

 そのクルマが200万円を切ってしまうとは。フォードジャパンが撤退した後もアフターサービスも確実に保証されている(3年間の保証あるし)から、安心である。
 Important Announcement

 フォードジャパンが撤退するといっても、フォードがなくなるわけではない(まあこのご時世だからそういうこともあるかしれないし、以前はその危機にみまわれていたし)。また「世界戦略」の方針が変わり、そのうち日本に基点ができるかもしれない。それまでの間、乗っておいた方がいいのかどうか。結局、自分がどうするか悩むだけの話で終わってしまったよ。やれやれ。

Latest Posts

Pickup Writer

ホーボージュン 全天候型アウトドアライター

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

森山憲一 登山ライター

高橋庄太郎 山岳/アウトドアライター

森山伸也 アウトドアライター

村石太郎 アウトドアライター/フォトグラファー

森 勝 低山小道具研究家

A-suke BASE CAMP 店長

中島英摩 アウトドアライター

麻生弘毅 ライター

小雀陣二 アウトドアコーディネーター

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

宮川 哲 編集者

林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者

藤原祥弘 アウトドアライター、編集者

ふくたきともこ アウトドアライター、編集者

北村 哲 アウトドアライター、プランナー

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

河津慶祐 アウトドアライター、編集者

Ranking

Recommended Posts

# キーワードタグ一覧

Akimama公式ソーシャルアカウント