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世界唯一の雪中フェス、豪雪JAM2016レポート!

(2016.02.24)

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カラフルなアウトドアウェアと、ソレルなどのウインターブーツ。それが豪雪JAMの定番スタイル。

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毎年、ツアーバスに乗って参加する女子のリピーターが多いのも、豪雪JAMの大きな特徴だ。

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無料エリアでは、様々な遊びも企画される。今年は雪玉の中に入ったコイン探し。地元の小さな子どもも数多く参加していた。

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今年、初出演した切腹ピストルズ。上半身裸のメンバーに乗せられ、どんどん盛り上がっていく。

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今年のヘッドライナーがDACHAMBO。雪あり、晴れありの中、天候とシンクロした演奏を聴かせてくれた。そのほかに、らぞくとtoconoma といったフェスで活躍するバンドが出演。

 世界有数の豪雪地帯である新潟県十日町市。この町では、古くから雪まつりが開催されてきた。ギネスブックにも掲載されたことがある世界最大級の雪上ステージ。地元を盛り上げたいというシンプルな思いを抱き、土曜にしか使われないこのステージを使って野外フェスを立ち上げようとしたのが、そもそもの始まりだった。

 雪が多い年には、2メートルを超える積雪も記録する。多くの人が、開催が難しいと思っていた2月の野外フェス。その豪雪JAMがスタートしたのは2008年のことだった。一度だけ開催を断念したことがあったものの、今年で8回目の開催を数えた。

 初年度こそ豪雪が降ったものの、2回目からは晴天が続いた。晴天になると、日中の気温は15度を超えることもあった。初年度以来、2度目の雪空となってしまった今年こそ、Tシャツ姿のフェスファンはいなかったが、Tシャツも異質だとは思えないほど、この豪雪JAMは熱くなる。

 雪のステージという特殊性は、熱くする要因の大きなひとつであることは間違いないのだけど、それ以上に、そこにいるファンもスタッフもミュージシャンも、みんなが楽しもうという共通項で結ばれているからだろう。モノトーンに包まれてしまう雪の世界にあって、ここだけはカラフルな世界が現れる。

 サブステージでは、今年から地元の高校生バンドが演奏した。何年目から覚えていないのでけど、マーケットエリアは無料エリアに設置されている。マーケットでは新潟のショップが並ぶ。地元の人たちと、我々他の地域から遊びに行くお客さんが一緒に楽しめるフェス。それが豪雪JAMなのだ。野外フェスが他に開催されない時季だからこそ、「そうそう、野外フェスの楽しさってこれ」って感じることができる。

 さあ来年は10回目の開催となる。地元に根付くために、ゆっくりと、着実に進化を続けている豪雪JAM。来年はどんな時間になるのだろう。

写真=宇宙大使☆スター

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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