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茨城県結城市で開催される街なかフェス、結いのおと。街歩きをして、音も楽しむ週末。

(2018.04.02)

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 茨城県結城市で去年まで3月に開催されてきた街なかフェス「結いのおと」が、今年は4月に変更された。

「『結いのおと』では弘経寺というお寺も会場になっていまして、ここは桜の名所なんです。ぜひ桜のシーズンに開催日を重ねてみたいという思いがあって、4月に変更した次第です。そうしたら今年は例年になく開花が早くて…なかなか思うようにいかないですね」と実行委員会の野口純一さん。

 街なかフェスとうたっているだけあって、結城市内に点在する歴史を重ねた個性的で魅力的な空間が一日限りのステージに生まれ変わる。お寺をはじめ、酒蔵、着物問屋、昭和初期に別荘として建てられた日本料理店などだ。

「初めの頃は西から東まで会場にしていましたが、お客さんたちがそれぞれのエリアに滞留しがちで、あまり回遊がみられなかったのです。そこで1日目はお寺や酒蔵などの西側エリア、2日目は結城紬の産地問屋や古民家をリノベした飲食店などの東側エリアと2日間で開催場所を分けることで、1日ずつじっくり街の特徴を伝えやすくなっていると思います。街なか特有の構造を活かしたフェスですので、お客さんにもアーティストさんにも『街』を感じて帰ってもらいたいんです。結城の街の建物には重厚感があるので、そこを外から来た人たちに見てもらいたい。今の時代の建物じゃ絶対できないような良さがありますから」

「結いのおと」今年で5回目の開催。街のイベントとしての定着化を、自分たちの今年のテーマに掲げているという。

「いままでは何かと手探りで試行錯誤しながらその回暮らしのイベントという開催でしたが、そろそろ内(街)のヒトや外のヒトに『毎年春になったら結城市では「結いのおと」が開催される』という認識になれたらと思っています。もちろん定着化=マンネリ化にならないよう常に変化は付けていきます」

 ゆったりとした時間が流れている結城。この街が長年にわたって培ってきた時間も楽しめるのが「結いのおと」なのだろう。歴史のある会場でのライブも、会場から会場へ向かう散歩の時間も。野外フェスとも都市型フェスとも違う独特な雰囲気を「結いのおと」は内包している。

結いのおと 

開催日:4月7日(土)、8日(日)
会場:弘経寺、武勇、結城酒造、Café la famille、奥順つむぎの館、御料理屋kokyu.、喜興(きよ)の湯
出演:KAKATO(鎮座DOPENESS×環ROY)、Polaris、田我流&MAHBIE、トクマルシュード、青葉市子、Michael Kaneko、韻シスト、tofubeats、WONK、ほか

 
 
ライター
Akimama編集部
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