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FESTIVAL de FRUEというキャンプイン・フェスでしか得られない深い音楽体験。

2018.10.31 Wed

菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

菊地崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

「魂の震える音楽体験」をコンセプトに、日本ではほとんど紹介されていなかった海外のアーティストを招聘してイベントを続けてきているFRUE。昨年秋、FESTIVAL de FRUEという野外フェスを初開催した。モロッコの小さな村で代々継承されてきた音楽を奏でるジャジューカの来日を実現させるなど、他のフェスにはない音楽体験をもたらしてくれた。

 FESTIVAL de FRUEが、今年の開催をめざしてクラウドファンディングに挑戦したのが春。見ごとに目標額を達成して、再び開催されることになった。

「2000年ころから、内容はとんでもなくヤバいんだけど、集客が足りない、もう一歩が届かないという現実をずっと見てきました。イメージとして、クラウドファンドのような仕組みを作ったり利用したりすることができないかと思ったこともありましたが、結局はできず。仕組みが、現実に使えるツールとして落とし込めているという事実に驚きました。そして何よりも、これだけ期待している人が多いということがほんとにうれしかったです。ありがとうございました」とオーガナイザーの山口彰悟さん。

 日本で数多く開催されているフェス。そのどのフェスとも違うラインナップがFRUEの特徴だ。「似ている」ということもない。だからこそ、ここでしか得られない体験がある。

「インターネットには国境も文化も関係ありませんよね。SpotifyやSoundcloud、Youtubeでピンとくる音楽を探してます。それから家で聞いて踊ってみます。ほんとにこのバンドやDJで踊れるのかと試してみるのは大事で、そこで魂も身体的にも踊ることができたら、日本に招聘します。ジャズあり、ロックあり、電子ミュージックあり、テクノあり、エクスペリメンタルあり、民族音楽あり。どこからでも切り込めます。気が付いたら森のようなライナップになっていました。とらわれず、恐れず、耳と心を開いて飛び込んでいただけたら、これまで見たこともないような大きな大きな大樹を、深い森の中で見つけられるかもしれません」

 アメリカ、ドイツ、ポルトガル、ブラジル、韓国…。今年も一色ではないアーティストがラインナップされた。クラブパーティーとしてFRUEはスタートしたものの、根幹には常に野外フェスがあったという。キャンプインの野外だからこそできる特別な時間。FESTIVAL de FRUEにはそれが確かに存在している。

FESTIVAL de FRUE 2018
開催日:11月3日(土)〜4日(日)
会場:つま恋リゾート 彩の郷(静岡県掛川市)
出演:Bruno Pernadas、NELS CLINE’S TRIO HADARRO feat. Chris Lightcap & Tom Rainey、Sam Gendel、Theo Parrish、Billy Martin、Yamandu Costa、Acid Pauli、高城晶平、U-zhaan、他

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