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3年目の真価。THE CAMP BOOKオーガナイザーに聞いた2019年のポイント。

(2019.06.03)

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 今年で3回目の開催となるTHE CAMP BOOK。初回が群馬県北軽井沢、2回目が新潟県湯沢町で行われ、今回は長野県の富士見高原リゾートが会場となる。

「初年度、2年度にお世話になった会場さんも非常にいい場所だったんですけど、そこの思いだったり、そこで学んだことを3年目の富士見高原で表現できたらと思っています。富士見高原リゾートの特徴は、晴天率が高いということ。富士見町の隣の北杜市が日本一の晴天率を誇るんです。もちろん、当日に雨が降らないとは言えないし、雨もキャンプインフェスのひとつの側面だとは思いますが、晴れた方が気持ちいい時間になりますから」とオーガナイザーの樋口大貴さん。

 会場を変更することによって、フェスとしての印象はどうしても軽減してしまう。初めての会場ということは初開催と同じようなものと言えるだろう。キャンプインフェスにおいて、この「初」というのが来場者にとってなかなかのハードルのようだ。

「根本にあるのは家族で楽しんでもらうフェス。本(ブック)って、いろんな物語がありますよね。僕たちも僕たちの本を作っていかなければならないし、参加するみなさんにもTHE CAMP BOOKで楽しい思い出を自分たちの本として作ってもらいたいです。多幸感が得られるフェスを開催初年度から目指していました。それは今も変わらないし、もっともっと多幸感に満ちた空間を広げていきたい。みなさんが集まれる場所を作っていければと思っています」

 去年同様、ステージは3つ。発表されたタイムテーブルでは、深夜にはTCB DISCOが設けられ、25時過ぎまで音が鳴る。

「お子さんが生まれたことによって、なかなかフェスに行けなくなったという声を、私の周りでもよく聞きます。お子さんが楽しめるコンテンツもいろいろ考えて展開しています。お子さんを連れてくるのは親御さんなので、お子さんを寝かしつけた後にお父さんが楽しめる時間。これってフェスでしか作れない場所かもしれないって思うんです。子どもがいるからって我慢をするのではなく、お父さんお母さんにも楽しめるフェスという空間。そんな時間帯も提供できたらなって思っています。フェスって奇跡を起こしてくれるじゃないですか。夕陽や朝陽などがもたらしてくれる自然の美しさと音楽などのハーモニーによって生まれるその瞬間だけの奇跡。参加するみなさんが、そんなフェスの奇跡を感じてもらえたなあって思っています」

 自然の中で開催されるフェスがもたらしてくれるもの。それは参加するひとりひとりが綴っていく。それが毎年溜まっていくことで本(ブック)になる。THE CAMP BOOKという名前には、そんな思いが込められているという。

撮影=須古恵

THE CAMP BOOK
開催日:6月8日(土)~ 9日(日)
会場:富士見高原リゾート(長野県富士見町)
出演:BASI / CAPTAIN VINYL(DJ NORI+MURO) / dj sleeper / eastern youth / HAWAIIAN6 / LITTLE TEMPO / mabanua / Mari kaneko Presents 5th Element Will / MONAURAL MINI PLUG / NOEL & GALLAGHER / OGRE YOU ASSHOLE / OLEDICKFOGGY / OMK(YOUNG-G・MMM・Soi48) / PUFFY / SPECIAL OTHERS ACOUSTIC / TOKYO No.1 SOUL SET / TURTLE ISLAND / T字路s / U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS / YonYon / 石野卓球 / 梅垣義明(WAHAHA本舗) / 折坂悠太(合奏) / カネコアヤノ / 在日ファンク / タテタカコ / 珍盤亭娯楽師匠(DJwaterdamage) / 唾奇×HANG / 藤原さくら / 前野健太 / 柳家睦とラットボーンズ

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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