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Be Open! Be Friendly! フジロックのOSAHOはHELLOからはじめよう

(2019.07.13)

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世界各国からオーディエンスが集まるようになったフジロック。日本人が世界に誇れるロックフェスを海外から来るオーディエンスとシェアするのは、あなた自身かもしれない。

外国からのお客さんにもゴミ袋を渡し、会場内にゴミステーションがあることを伝える。(写真=Kaoru Ito)

 ここ数年、フジロックでキャンプよろず相談所の一員として、英語、北京語、広東語の対応をしてくれているサイモンくんから、近年の変化や、外国人フジロッカーとの接しかたについて話を聞いた。

━━ ここ数年の海外からの来場者の傾向についてどう思いますか?

サイモン これは主に海外での発券代理店の増加によるものですが、海外からのフジロッカーの多くが出演者によって動かされていることがわかります。たとえば、Lordeはオーストラリアのファン、Bob Dylanはより多くのシニアロッカーを呼び寄せました。地理的な理由から、中国人および台湾人の来場者も急増していて、その傾向は依然として続いています。

━━ 日本のフジロッカーは、海外からの来場者と仲良くするために何をすべきですか?

サイモン フレンドリーに、そしてオープンマインドで接してください!
 フジロックはワールドクラスのイベントであり、日本人が世界の音楽ファンにお披露目する最高のプラットフォームなのです。文化、背景、そして慣習が異なる人々にとっては、全てが違うということも事実です。日本人も外国人も、お互いにその違いを受け入れ共有する必要があります。近年フジロックには外国人が急増しているといわれますが、依然として日本のフジロッカーは全参加者の80%以上を占めています。この80%以上の力は、変化を起こすために重要なものです。友好的にそして積極的に周りの外国人のフジロッカーと会話し、彼らとの良好な絆を築き、そして彼らと日本に関する豆知識や、マナー、そしてOSAHOをシェアしましょう。これは外国人にとって興味深いことであり、彼らも熱心にそれを実践するようになるでしょう。
 外国人は日本語を話せないかもしれませんが、フジロックには「音楽」という共通言語があります。恥ずかしがらないでどんどん交流しましょう!

アウトドアアパレル「チャムス」のアジアマーケティングを担当している香港出身のサイモンくん。(写真=sumi☆photo)

 サイモンくんへのインタビューで印象的だったのが「Practice」という言葉。「練習」という意味が一般的だが、ここでは「慣習」「慣例」というニュアンスで使われている。つまり「OSAHO」を意味する。

(写真=Kaoru Ito)

 昨年からフジロックでは「OSAHO<お作法>」というキャンペーンを開始した。アニメーションや音楽を使って「BUNBETSU(ゴミの分別)」「BUNEN(分煙)」「KAPPA(傘を使用しない)」などといったフェスでのエチケットを再度共有しようというもので、会場内や各ステージでもアナウンスされた。フジロックでは、長年に渡り「ゴミゼロナビゲーション」を行なってきたが、外国語でのアナウンスが少なかったのも事実。その点を改善するために看板には英語や中国語も表記し、胸に「English」や「中文」といったステッカーをつけたボランティアも配置している。

ゴミゼロナビゲーションは外国人のボランティアも。(写真=宇宙大使☆スター)

 勘違いしてほしくないのは、これは外国人に向けたものではなく、日本人も含め全来場者へのメッセージということだ。来場者の80%以上を占める日本人こそが率先してOSAHOを実践し、お手本となるべきだ。困っている人には優しく声をかけ、おもてなしする日本人の美徳を、そして「世界一美しいフェス」の称号を持つフジロックを、あなたの行動で世界に発信しよう。


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ライター
Akimama編集部
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