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ジオパークにも認定されている美しい海岸でのオールナイトフェス。鳥取のSUNLIFEは今年も自由な時間。

(2019.07.24)

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 「夏になると毎週のようにどこかのフェスに行っているんですよね」とよく聞かれる。実はビッグフェスが多く開催されていることもあって、それほど数多く参加しているわけではない。毎年行くと決めているのはフジロックくらいなもの。関東近郊ではDIYスピリットあふれるフェスが夏には少ないように思う。

 鳥取で開催されているSUNLIFEは、DIYスピリット感に包まれたオールナイト・フェスだ。会場は小沢見海岸。神話「因幡の白兎」で有名な白兎海岸の隣に位置する遠浅の砂浜が広がる海岸だ。

「小沢見の海水は環境省の定める水質調査基準で最高ランクの『AA』と判定されています。僕らも設営の合間にぬけがけしちゃうほど、本当に綺麗で気持ちのいい海です。リフレッシュとはこのことです。しかも、小沢見海岸は遠浅になっていて、大人から子どもまで安心して海水浴を楽しめ、遠浅ならではの良い波もあるのでサーファー達もたくさん集まります。岩山に囲まれた湾内はプライベートビーチみたいで楽園感はハンパないです。そして、この時期は海に沈む夕日が最高です。さらに夜になれば、たくさんのイカ釣り漁船が漁火で水平線を照らし、日本海を幻想的に演出する景色も圧巻ですよ。さらにさらに、今年から徒歩15分ほどの『大崎城址』への散策道が地元団体の尽力により開通しています。ここからの眺めは絶景です」とSUNLIFEのオーガナイザー。

 オールナイト・フェスなので、もちろんキャンプインも可能。テントの数は200近くになるという。

「SUNLIFEを開催する前から小沢見海岸では毎年夏に地元のフェスが開催されていたんです。『ONE BIG FAMILY』というレゲエフェスや『Sun-in Beach Party』という外国人が集まるパーティーなど、小沢見海岸はいわゆる鳥取の野外フェスの聖地だったんです。SUNLIFEクルーも今まで開催されていたフェスに、さまざまポジションで関わらせてもらっていたのですが、『Sun-in Beach Party』のオーガナイズをしていたイスラエル人の友人が国に帰ることになり、その次の年の2010年から『自分達でフェスをやろう』となって始まりました」

 去年は残念ながら開催されなかった。それだけ、今年のフェスへの思いが大きくなっているという。自分たちの暮らす地域でのDIYフェス。実はこんなフェスが、フェスというカルチャーの根本を担っているように思う。自分たちのお気に入りの場所で、自分たちの思い描く時間をみんなと作り上げる。ビッグフェスとは一味も二味も違う、自分たちのスタイルをSUNLIFEは掲げている。

SUNLIFE 2019
開催日:7月27日(土)〜28日(日)
会場:小沢見海水浴場(鳥取県鳥取市)
出演:ALTZ.P、BASED ON KYOTO with 東京月桃三味線、cro-magnon、SOFT、犬式(INUSHIKI)、DJ HIKARU、KURANAKA a.k.a 1945、ほか

 

 
 
ライター
菊地崇 a.k.a.フェスおじさん

フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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