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このフェスにはこんなフェス飯がある。レビューすることも可能な「フェス飯クラブ」をフェスに行くならチェックせよ。

2023.07.25 Tue

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

 いろんな人、いろんな音楽、いろんなこと、いろんなものが集まり、数日間だけの架空の町が生まれる。数日間をその場で一緒に過ごすことで、気持ちも共有させる。それが野外フェスの楽しさのひとつなのだろう。特にキャンプインフェスでは、自然環境も含めて、2度と同じことを味わうことができないという特別な体験や出会いも待っている。フェスというひとつの町が形成されるのだから、そこには暮らしの基礎と言える衣・食・住が存在する。これにライブなどでの遊びを加えた衣・食・住・遊の4つがフェスを構成している要素と言えるだろう。音楽だけではなく「食」もフェスを楽しむうえで大切なファクターであることは間違いない。

「フェス飯でつなぐ」をテーマに、フェス飯クラブがスタートしたのが去年の秋。いろんなフェスのフェス飯を紹介しつつ、登録したユーザーのひとりひとりがレビューを投稿できる「フェス飯」に特化したサイトだ。例えば今週末に開催が迫っているフジロックでは、飲食出店のある11のエリア別に、約80店のお店のメニューや特徴が掲載されている。8月に開催されるROCK IN JAPANも80店近くが紹介されている。もちろんフェスの現場で出会った感覚を信じてフェス飯を選ぶのもいろんな発見があるだろう。いっぽう、こんなメニューが食べたいと頭に入れておいて、それを目指すっていうのも悪くはない。

フェスでのフードエリア。地元飯だけではなく、全国各地の味が集う。フェスが各地で開催されるようになって、そのフェスの特徴がフェス飯にも現れるようになっている。

 「この年はこんなものを食べた」。体験したライブと同じように、そんな思い出がずっと残っていく場合もある。食の記憶は、それだけ強いもの。食の体験をレビューとして残せることも、このフェス飯クラブの魅力だ。メニューを見ているだけで、気分は確実に上がる。フェスは人と人をつないでいく。フェス飯もまた、人と人をつないでいく。そんなことを目指しているサイトだ。

フェス飯クラブ

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