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【好評連載】山好き料理家カノウヒナタの「山つまみ12ヶ月」 第4回 ホタテのパングラタン(白ワインを添えて!)

(2018.02.22)

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登山雑誌やアウトドアイベント、テレビなどの様々なメディアの場で
「ごはん」にまつわる仕事をされる料理家・カノウヒナタさん。
時間ができるたび山へでかけるというご本人の経歴を活かした連載が好評です。
そのテーマはずばり『山で作って楽しむおつまみ』。
月に一度、自他ともに認める“呑兵衛”の腕をAkimamaで振るっていただきます。

 
 こんにちは、カノウヒナタです。

 山の準備で毎回悩むのが、ビールなどのお酒。山で最高の一杯を飲みたい欲望と、重い荷物をかつぐツラさとを天秤にかけ、頭のなかで葛藤が生まれます。結局、欲望に負け、荷物は重〜〜く……というのは、私だけではないですよね??

 そんな山好き呑兵衛さんのために、この連載ではお酒をよりおいしくしてくれる’’山つまみ’’を紹介していきます。

 今回は「ホタテのパングラタン」のご紹介!

 寒い時期にピッタリのこのレシピは、ちょっとしたひと手間で濃厚な海鮮ホワイトソースが簡単に! 間違いなく”アレ”が飲みたくなるはず!
<材料>(直径17cmのフライパン使用)
・とろけるチーズ30g + 薄力粉小さじ1
・食パン(6枚切り) 1枚    
・ほうれん草     適量(30gほど)   
・ホタテ缶      1缶
・バター(8g)    2個
・コンソメ      1個(5g)  
・豆乳        1本(200ml)

 今回のレシピは家でパッキングついでにやってほしいことが3つあります。
①食パンをひと口大にカット
(持ち運ぶ際はコッヘルなど固い容器に入れれば潰れません)
②ほうれん草をザクザク切っておく
(野菜は洗ってゴミになる部分は家で処理していくとラク!)
③とろけるチーズ30gを袋に入れ、そこに薄力粉を小さじ1入れてよく振って、そのまま持参!
(このまぶした小麦粉の作用でダマにならずにとろみがつき、山でもお手製ホワイトソースが作れます)

 さあ、山でアツアツパングラタンを作りましょう!
 フライパンにバターを熱し、パンをこんがり焼きます。
 深めのコッヘルの中に豆乳、ホタテ缶、コンソメを入れて火にかけます。

 コンソメが溶けて、全体がフツフツしてきたら火を弱めてほうれん草、粉をまぶしたチーズを加えて混ぜます。
 カリカリに焼いたパンの上にホワイトソースをかけて、お好みでコショウを振ったら完成!

 とろ〜んと溶けたチーズとホタテの旨味がおいしいパングラタンです!

 ホタテは缶詰のなかでは値段が張るもの。だけどせっかく山に登るから、ちょっと贅沢な料理を作るのもいいですよね。缶詰は調味されたものがほとんどなので、味付けは最小限で済みます。レシピはお酒に合うよう少し味が強めなので、コンソメはお好みで量を減らしてもOK。

 今回のパングラタン、フライパンの中で仕上げるので、温め直していつでもアツアツを食べれるのもうれしいですよね。
 さぁ食べてもらうのは夫です。こちらも大の酒好きなので、山つまみとしての評価も兼ねて。

 さて、評価は……、星3つ★★★☆☆!

「カリカリに焼いたパンとホタテ味のクリームソース! うまい! これはワインだー!! コクのある白を選びたいね。これ、ソースにもワインをちょい足ししたらグッと味が締まりそう! パンも食パンよりバケットとかハードパンが合いそうだな〜。コッヘルとフライパンのふたつ使いがちょっと面倒だなと思って、辛口で今回は星3つ」

 やっぱりひとつの道具でできるお手軽さは外せないな〜。反省!

 そしてお酒は、そうそう、ワイン♪

 最近ではペットボトルタイプやパウチタイプも各社から出ていてとっても便利です。たとえばこんな……。
画像=ワングラス公式HPより 
 寒い日はホットワインにしたり……ゆっくり山で過ごすのも贅沢な時間ですね。ぜひお試しください!
(文・写真=KIPPIS 料理家・カノウヒナタ)

 
 
ライター
カノウヒナタ

山と料理、お酒をこよなく愛する料理家であり、「自然のなかで楽しむ食事」をテーマに活動しているKIPPISのメンバー。富山県黒部市に移り住んで今年で3年目。昨冬痛めた足もいよいよ復活の兆しで、登山でリハビリ中。最近のマイ山酒ブームは富山の地酒「千代鶴」「勝駒」。カノウヒナタinstagram

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