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アウトドアで「男子ごはん」! 料理家、栗原心平さんが、エイアンドエフ本店で、自腹でお買い物! をしてきました

2018.04.25 Wed

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滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

「今年から本格的にキャンプを始めようと、ちょうど思っていたところなんですよ」

 と目を輝かせながらお店に来てくれた栗原心平さん。TOKIOの国分太一さんと共演する料理番組「男子ごはん」では、アットホームなトークとレシピがとても好評で、多くのママたちからも絶大なる人気を誇っています。

 それもそのはず、6歳になる息子さんのお弁当作りから、おうちごはんまで、日曜の朝からゴロゴロしているお父さんたちを横目に、パパごはんに腕をふるう心平さんに女性が心を寄せるのも無理ありません。

 今日はそんなパパ目線から、そしてプロの料理家目線で、どんなアウトドアグッズを選ぶのか、心平さんといっしょにお買い物に行ってきました。

 この日向かったのは、新宿にあるエイアンドエフ本店。エイアンドエフは、アパレルからギアまで、大小こまごま、およそ70以上ものブランドを取り扱い、行くたびに思わぬ出会いと発見があるアウトドアグッズの玉手箱ともいえるお店です。

「アウトドアショップにはけっこう行きますよ。いろんな道具を見るの好きなんですよ」。という心平さんは、エイアンドエフに来るのは初めてとのこと。

「今日は本気で買いますよ」と、まず、最初に向かったのは、焚き火台とダッチオーヴンを吊るすことができるトライポッドのコーナー。

LODGEのダッチオーヴンやスキレットはうちでもよく使っています。やはりアウトドアで料理するなら、焚き火ですよね。来る前からカタログを見て、欲しいなあと思っていたんですよ」

 店長の平戸隆志さんの詳しい説明にうなずきながら、フムフムと道具を手にとり、実際に組み立ててみる心平さん。

これはロッジ製なので頑丈ですよ。しかも3分割できるのでコンパクトに収納もできます。しかもケース付き!

こちらの焚き火台もコンパクトに折りたためます。もちろんダッチオーヴンも乗せられますが、マルチスタンドとケースは別売りです。

 つぎに向かったのは、料理家ならば気になる調理器具のコーナー。心平さんは、GSIのバガブーキャンパーを手にとり、そのスタッキングのおもしろさに目を見張っています。

このフタについてる穴は何ですか?

これは湯切りの穴です。山の上でそうめんを食べるときに、これでジャーッとできるわけです。

山の上でそうめんを食べるんですか?

そうです。夏山などでサーモボトルに氷を入れて、冷たいそうめんを山頂で食べるのはうまいんですよ。

なんかうまそうですね。キャンプやアウトドアにはめんつゆが便利なんですよ。めんつゆさえあれば、いろんな料理に万能に使えますからね。めんつゆは必ず持っていきますね。

この調味料入れもおもしろいんですよ。それぞれ2気室になっていて、3段で6種類のスパイスをもっていくことができるんです。

こんど友だちとお花見ピクニックに行くんですけど、ビールやワインが冷やせるクーラーボックスってありますか?

 料理家の栗原はるみさんを母にもつ心平さんは、幼いころから料理に親しみ、友人や来客などに料理をふるまうことも多いそうです。そんな心平さんに平戸店長がおすすめしたのが、ベアボーンズリビングのソフトクーラーです。

 ベアボーンズリビングは、クーラーボックスのほか、キッチンでも使えるダッチオーヴンやカッティングボード、ガーデニンググッズなどを扱うブランドで、ソフトクーラーは、一見するとクーラーボックスには見えない高級感漂うスタイリッシュなデザインが特徴。背負うことができるバックパック型のランブラーは、日帰りハイキングなどにぴったりのサイズです。

このジッパープルを見てください。栓抜きになっているんですよ。まさにお酒を運ぶためのクーラーボックスなんです。

おおおっ、これはいい! これ絶対買います! 色はどっちがいいですかね?

黒にしようか、グレーにしようか迷う心平さん。一見するとクーラーボックスには見えないデザインだ。

 心平さんはベアボーンズリビングの洗練されたデザインが気に入ったようで、この他にもランタンとクラシックな形状がおしゃれな、丸型のサーモ水筒をピックアップ。さすがにお目が高い。

 と、だいぶいろいろと欲しいものを吟味してきた心平さんが足を止めたのが、コフランの什器の前。コフランは、カナダのアウトドアブランドで、キャンプなどで役に立つ楽しい小物がたくさんあるブランドで、エイアンドエフが入れている商品だけでも90点以上にもなるといいます。そのなかで、心平さんが手に取ったのは、くねくねと曲がったステンレスの支柱のような商品です。

キャンプで役に立つものから、役に立つかどうかわからないものまで、とにかくアイデアがたくさんつまった小物たちがたくさん。

これはなんですか? 何に使うんですか?

これは焚き火の両サイド、地面に突き刺して、バーベキューの焼き串を横に渡してかけて炙ることができる6段階調節可能なフォークレスト、串置き場です。

なるほど! これは聞かなきゃ絶対にわかりませんね。聞くと、欲しくなっちゃいますね。おもしろいですね。でもいつ使うんだろ……?

 というわけで、そろそろお支払いを、とレジでお財布を出そうとしたところ、レジのカウンターになにやら気になるものを発見してしまった心平さん。

 金色に輝くケースの中には、タンスの取手のような金属と石、そして黒いボロ切れ。

「これはA&Fオリジナル商品で、火打石セットです。1655年に設立された北米最古のタバコ企業、ハドソンベイカンパニーで販売していた真鍮製のタバコケースの中に、フリントと呼ばれる石と、火打金、そして、火花を着火させるチャークロスと麻紐が入っています。フタにはレンズもついていて、これで太陽の光を集めて火を作ることができるんです。これがあればライターはいりません。自分で作った火というのは、とてもありがたく、火がとても神聖なものであると感じることができます」

「自分で作った火ですか。いいですね。もうその話だけで欲しくなりますね。これで、火を起こし、さっき買った焚き火台で焚き火をして料理を作る。子どもといっしょにやるのもいいですね。」

いやぁ、今日はめちゃくちゃ楽しかったです。

こちらこそ本当にありがとうございました。

 ネットでポチするのとは違い、実際にアウトドアショップに行って、いろいろと実物を見て触って、使い方などを聞きながら買い物するのはやはり楽しいと実感してくれた心平さん。次回は、今回購入した道具たちを持って、ぜひ、いっしょにキャンプに行きましょう。そして、今度は心平さんの料理が食べたーいです。
(取材協力=エイアンドエフ、写真=sumi☆photo)

●今回、栗原心平さんが購入した道具たち

1:ハドソンベイ 火打石セット 7,500円
2:A&Fファイヤースタンド 18,800円
A&Fマルチスタンド 9,800円
A&Fファイヤースタンド専用バッグ 4,300円
3:コフラン キャンプフォークレスト 1,200円
4:ベアボーンズリビング ランブラー17.5l 11,000円
5:ベアボーンズリビング ビーコンライト 5,500円
6:ベアボーンズリビング カンティーン 10,800円
7:GSIバガブーキャンパー 18,800円
8:LODGE ATP2アジャスタブルトライポッド 16,500円

合計金額 104,200円(税別)

お買い上げありがとうございました!

エイアンドエフカントリー本店
地球にやさしい旅”を標榜するA&Fが取り扱っているほとんどの商品展示と、世界初の木材で作られた擬岩がレイアウトされた店内に一歩入ると、ワクワク、ドキドキする冒険の旅へと出かけたくなる起点となるお店です。

所在地:東京都新宿区新宿6-27-56新宿スクエア 1F
電話番号:03-3209-0750
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休


栗原心平(くりはら・しんぺい)
1978年生まれ。料理家・栗原はるみの長男。現在は、(株)ゆとりの空間の代表取締役社長として経営に携わる一方、幼いころから得意だった料理の腕を活かし、自身も料理家としてテレビや雑誌などを中心に活躍。仕事で訪れる全国各地のおいしい料理やお酒をヒントに、ごはんのおかずやおつまみにもなるレシピを提案している。 おもな著書に『男子ごはんの本(その5〜10)』(KADOKAWA)、『栗原心平の とっておき「パパごはん」』(講談社)など多数。2012年8月より料理番組『男子ごはん』(テレビ東京系列)にレギュラー出演中。

 

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

本サイト『Akimama』の配信をはじめ、野外イベントの運営制作を行なう「キャンプよろず相談所」を主宰する株式会社ヨンロクニ代表。学生時代より長年にわたり、国内外で登山活動を展開し、その後、専門出版社である山と溪谷社に入社。『山と溪谷』『Outdoor』『Rock & Snow』などの雑誌や書籍編集に携わった後、独立し、現在に至る。日本山岳会会員。コンサベーション・アライアンス・ジャパン事務局長。

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