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【海外】思わず滑りたくなる! スノーボードの楽しさを描いた「GLUE」は、今季必見の上質作品!!

(2017.01.03)

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「GLUE(グルー)」はスイス人のプロスノーボーダー、クリチャン・ハラーが中心になってスタートしたビデオプロジェクトです。

 クリスチャンたちはスノーボードの、どんな部分を楽しいと思ってるのか、自分の心と向かい合ってみました。そしたら自分たちが好きなのは
 ・スピード(速いのはシンプルに気持ちいいよ!)
 ・重力(キレッキレのターンは快感そのもの!!)
 ・仲間(気のあったヤツらと滑るのは最高!!!)
だってことに気づきました。

 ええ、ここまで聞くとアホみたいにノリだけで騒ぐスノーボーダー像が浮かぶかもしれません。が、クリスチャンたちはもう少し冷静なようです。作品にはただ騒ぐだけのパーティー風景や、やたらと物を壊す人は出てきません。着ているものもごくごく普通。見た目も行動も、スタンダードなスノーボーダーです。

 彼らがフォーカスしているのはスノーボーディングの楽しさそのもの。登場するライダーたちは皆、純粋に滑る事を楽しんでいます。パウダーで、裏山のジャンプで、自然の山を滑り降りるフリーライドで。仲間と一緒に、自分のスキルをフルに注ぎ込んでいくことに喜びを感じています。自分の持てる力をすべて発揮するという、そのことがスポーツの根源的な快感だということを表現しています。

 そのあたりは使っている音楽にも現れています。スローなパウダー映像と共に流れてくるのが美しいコンピュータサウンドだったり、時にジャズだったり、クラシカルなポップロックだったり。テンションを上げるギンギンのパンクロック系は使っていません。必要なのは盛り上げる雰囲気ではなく、自分が物事に向き合う姿勢なのです。画面も音楽も滑りも、隅々までこうしたヨーロッパならではの落ち着き感に溢れています。

 映像も仲間とのセッション風景がほとんど。中でも6分45秒〜7分59秒までのシーンは秀逸です。特別なことはしていません。ただ、仲間とゲレンデを滑る。それをカメラで追いかけただけです。けれど、このたった1分少々の映像の中にはスノーボードの魅力と、上手くなりたい!と思わせる強力な滑走モチベーションがパンパンに詰まっています。この短いパートを見ただけでも、オーリーの練習しよう!と思ってゲレンデに行く準備を始めるはずですよ。

 ちょっとマニアックな作品かもしれません。けれどスノーボーディングの楽しさという、滑りの本質にガッチリ向き合った名作です。18分41秒ばかり、頭を空っぽにして音楽と映像を楽しまれることをオススメします。

GLUE from Christian Haller on Vimeo.

GLUEはスノーボーディングの感覚の部分をフィーチャーした作品です。スキーヤーが佇んでいる横を、全開で駆け抜けるあの感覚。あるいは「減速」と書いてあるサインを飛び越えたり、ロープをくぐったりするときの、あの高揚感。狭い木と木の間をすり抜けた時のスリルもそうですし、友達とぶつかりそうになりながらもパウダーを攻めてギリギリでかわした瞬間などまさに!です。こうした感覚は、息ができないほどの笑い声や雄叫びを上げさせてくれます。そして、自然にハイファイブを交わすような心の繋がりが生まれてきます。
 クリスチャン・ハラーが声をかけて始まったGLUEは、こうしたスノーボーディングの感覚にさらに近寄り、表現しようという新たな試みです。この作品は我々の心の奥にある、ひとつの感覚を呼び覚ますでしょう。それはより速く、よりシャープなターンを描きたいという欲望です。登場するのはクリスチャン・ハラー、デヴィッド・ベルトシンゲル・カーグ、ベン・ファーガソン、スコッティー・ジェームス、ジャン・シェーラー、アレックス・タンク、ゲイブリエル・トリアーニらです。GLUEは流行に捕らわれません。きっとこの先何年もの間、スノーボーダー全員をワクワクさせることでしょう。(コメントより抜粋・要約)
(アイキャッチ画像は上記動画よりキャプチャ)

 
 
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ライター
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