line_box_head

紅葉シーズンの高尾山情報。オススメの静かな登山ルート紹介

(2016.11.14)

登山のTOP

icon

画像

高尾山のケーブルカー駅前の紅葉。9時に到着した頃にはケーブルカーは空いていたが、9時半には観光バスからの団体が押し寄せ、急に混雑が始まった

 土曜日に秋の行楽シーズン真っ只中の高尾山へ行ってきた。その時の混み具合と、毎週高尾山に登るボクの「この時期のお勧めコース」を紹介する。

 まず高尾山の基礎知識として、標高は599m、登山道を登ると1時間30分前後で山頂だ。都心からのアクセスが良く、ケーブルカー&リフトがあり、温泉もでき、これで混んでいないわけがない! 駅前は人でごった返している。メジャー登山ルートも山頂も人でごった返している。登山道には当然電灯などは無く、今の時期なら17時には真っ暗だ。

高尾山山頂脇の休憩スペース。紅葉が美しかった。写真奥の階段を降りると「モミジ台」へ行ける

 メジャー登山ルートは、舗装されている1号路、琵琶滝から沢沿いに山頂へ登る6号路、琵琶滝からケーブルカー駅の方に登るルート、そして一番アップダウンの多い稲荷山ルート。これらのコースは高尾山口駅から人の流れに付いて行くだけなので人でいっぱいだ。しかし裏高尾から登るコースなどは逆に人が少ないくらい。今回紹介する金毘羅台コースは、高尾山口駅と高尾駅のちょうど中間に登山口があり、登山地図を見ないと行けないコースだ。

今回のルートを地図にした。登りは西に進む、下山は東へ進むコースだ。ケーブルカー山頂駅から山頂までは30分以上離れている

 土曜日に行って、このコースですれ違ったハイカーは2人だけだった。高尾山コースの中では一番山を登っている雰囲気があり、静かに歩ける。しかも金毘羅台から先は1号路になるため、静かなハイカールートから急に観光客ルートへの変化が楽しく、高尾山を案内する時にボクがよく使うコースだ。金毘羅台からはしばらく1号路を歩き、ケーブルカー駅を過ぎると一段と人が多くなる。「タコ杉」を過ぎると大きな「浄心門」が正面に現れる。「薬王院」に行くのならこのまま真っ直ぐ進む。今回は山の北側を巻くように進む4号路を進むことにした、こちらは若干混んではいるが「吊橋」があるルートだ。「吊橋」から先に分岐があり、今回は紅葉を見ようと尾根沿いに木製階段の続くいろはの森からのルートを選択。いろはの森コースも日影沢に登山口がある人が少ないコースだ。登りきるとそのまま高尾山山頂に到着する。

人でごった返している高尾山山頂。奥高尾の方に5分も進めば人も少なくなる。ルートを選べる登山力があれば、高尾山の様々な顔を見ることができる

 なんども言うが山頂は人でごった返している。休憩するのなら山頂から西の階段を下り、少し登った所が「モミジ台」でこちらの方が休憩に適している。「モミジ台」の南側には「富士見台」があり人が少ないエリアだ。高尾山山頂から5分圏内でも静かな場所はある。

「モミジ台」は不思議な場所で穴場休憩スポットが点在する。写真は「モミジ台」から降りたところにあるベンチ。カヤトの中で気持の良い所だ。休憩する人も少ない

 体力があるのなら一丁平や城山まで縦走しても気持ちが良い。カヤトが美しく秋の山感がある。「モミジ台」あたりでのんびりと休憩し、次は下山だ。一番オススメなのは6号路だが、8時~14時までは下山禁止。14時前なら一番近い稲荷山コースになってしまうがアップダウンがある尾根沿いのコースだ。今回は15時を過ぎていたので6号路で降りることにした。

6号路は混雑期間中は事故防止のため、8時から14時までは下山禁止。早い時間で下山する時は稲荷山コースを使う

 6号路は沢沿いに下るコースで山の一番深い部分を通る。水っぽく、滑り、若干危険だが高尾山の深さを感じられる。ボクは高尾山からの下山は6号路と決めている。

 動画は土曜日に撮影した写真をスライドショーにしたものだ。
 紅葉が終わっても高尾山の気持の良い季節と、ダイヤモンド富士やシモバシラの氷華など珍しい自然現象がまだ続く。それらは次回紹介しようと思う。

 
 
ライター
森 勝

低山小道具研究家。元アクセサリーデザイナー。発明コンテストで賞金10万円を獲得した経験もあるギア好き。ブログは自転車とアウトドアライフ(遊び)

line_box_foot