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きたれ旅人よ! 旅人カメラマン「ぱんぬ」があなたのポートレートを撮影します。お代は……出世払いにて!

(2015.07.30)

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自転車で日本中を旅していたころのぱんぬさんのセルフポートレート。「引き」のいい人なら、こんな写真を撮ってもらえるかも?

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ぱんぬさん近影。ストロボを駆使して、独特の世界を作り出す

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沖縄特有の隆起サンゴ礁と青い海をバックに、旅人!

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ストロボを使って人物と星空を同時に表現した、旅人!

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ウェディングフォトの作例。「いつか旅人として撮影した人が、婚礼写真を撮りに来てくれたらうれしいですね!」

「長い旅を続けている旅人や、大きな旅に出る人が『旅人写真ならぱんぬ』といった感じで、僕のところへ写真を撮りに来てくれるようになったらうれしいですね」

 とは、旅人撮影プロジェクトを始めた「ぱんぬ」さん。現在、沖縄県でウエディングカメラマンをしているぱんぬさんだが、ぱんぬさんの昨年までの肩書きは「旅人」だった。

 ぱんぬさんは各地で預かった手紙を自力で配達する『ポストマンぱんぬ便の旅』を企画。自転車で日本中を旅して、依頼人から預かった手紙を受取人に手渡すというプロジェクトを2011年5月から続けてきた(雑誌、TVなどのメディアで紹介された活動については、「ぱんぬ」で検索!)。

 当初は1年程度で終えるつもりが、参加者が増え続けた結果、プロジェクトは足掛け3年の長旅に。旅のなかで撮った風景写真を売って旅行資金を調達するうちに、ぱんぬさんは写真の魅力に開眼。旅が終わったらカメラマンとして身を立てることを決意し、現在に至る。

「疎遠になっていた友人同士が、ぱんぬ便をきっかけに交流を再開したなど、この旅にはいろんな思い出があります。また、旅の間にさまざまな旅人と出会えたのも大きな財産になっていますね」

 手紙を預かり、それを届ける間に写真を撮っているうちに、ぱんぬさんはあることに気がついたという。

「手紙と写真はとても似ているんです。なかなか捨てられないこと、数年後に見返したときに違った見え方をすること、思いのセープポイントになりえること。誰かのために、長く残る写真を撮りたい、と思うようになったのはそれに気がついてからです」

 出会った旅人や旅行中にお世話になった人との交流はまだ続いており、彼らには写真を撮ることで少しずつ恩返しをしていきたい、とぱんぬさん。

「旅の中でたくさんの人にお世話になりました。お世話になった方々に今の僕ができるいちばんの恩返しは、写真を撮ってあげること。しかし、お世話になった方々を撮影するのはなかなか難しい。だから、僕がかつて旅人としてお世話になったように、今度は旅人をサポートしていこうと考えたんです」

 ぱんぬさんの現在の拠点は沖縄県の恩納村。ここを訪れた旅人は、無償で格好いいプロフィール写真を撮影してくれるという。ただし、それには条件が。

「『沖縄旅行に来た旅人です』といったレベルでは、協力できません。長い旅の途中の人、あるいはこれから大きな旅に出る人に限ります。若い旅人はお金もないでしょうから、支払いはいつかちゃんと稼げるようになったときでいいですよ!」

 撮影の申し込みは、下記のぱんぬさんのFacebookページから。仕事の合間をぬっての撮影になるので、できれば1ヶ月程度前に連絡がほしい、とのこと。

Pan-nu quality photo Works

「俺の旅はでっかい」と自負する旅人のみなさん、この夏、沖縄でぱんぬさんにとっておきの一枚を撮ってもらうのなんて、どうでしょう?

 
 
ライター
藤原祥弘

野生食材の採集と活用、生活技術につながる野外活動などを中心に執筆とワークショップを展開。twitterアカウントは@_fomalhaut

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