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山男と山女に隙間風を!「風と歩く」バックパック GREGORYの「Z」&「J」

(2015.04.06)

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Z35

蝶のサナギのような独特のフォルムをしたZ35。ZとJシリーズでは、パック下部のボリュームを絞って上部を大き目にすることで、背面に大きな空間を設けつつ容量を確保し、パック重心を身体へと引きつけている

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「クロスフローDTSテクノロジー」。腰部と肩をつなぐのは「ℓ」のような形をしたフレーム。腰の上部でクロスしたフレームは上体の左右にねじれるような動きにも自然に対応しつつ、荷重を分散。メッシュパネルが空間を確保し換気を促進する

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(左)湾曲したフレームとメッシュパネルが背面に大きな空間を確保。フレームとメッシュパネルはステーで繋がっており、しなやかさと剛性感を両立。(右)ショルダーベルトとヒップベルトのフォームには、通気用の貫通穴が配されている

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左)フロントパネルには大型のU字ジップを装備。内容物へのアクセスと整理がしやすい。(右)パネル内にはレインカバーも内蔵。本体とはリーシュコードでつながり、不意の強風に煽られてもカバーを無くさない

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(左)フロントパネルには二対のコードロックを装備。トレッキングポールや釣竿を手軽に着脱できる。(右)パックの左右には伸縮性にの高いボトルポケットを装備

 昨シーズンの登場以来、日本の山で「隙間風」を吹かせることで人気になっているバックパックがある。

 その名も「Z」&「J」。

 男性モデルの「Z」、女性モデルの「J」のそれぞれで、20ℓクラス〜60ℓクラスを展開。ひとつのシリーズのなかに、日帰りハイキングからテント泊での縦走に合わせたサイズまでが6モデルずつ用意されている。

 通常であれば、これだけ容量に差がある場合は複数のシリーズに分割されるのが常。しかし、「Z」と「J」は、低容量モデルから大容量モデルまで同じコンセプトの背面システムを搭載していることから、同一のシリーズ名を適用している。

 その理由となっているのが、バックパネルに採用された「クロスフローDTSテクノロジー」だ。

 この機構を構成するのは、「柔軟なフレーム」と「メッシュパネル」。フレキシブルなフレームが身体の動きに合わせてパックの荷重を肩と腰に分散し、メッシュパネルはパックと背中の間に大きな空間を確保。負荷を背面全体に分散させることで重量感を軽減させ、背中に風を通すことで背面のムレも軽減。「活動中の背負い心地」において圧倒的な快適さを提供している。

 同様のコンセプトのモデルは他社からもリリースされているが、「Z」と「J」が特別なのは、背面の空間がとくに大きいこと。

 荷物を詰めた状態でも背中とパックの間には握りこぶしひとつ分ほどの空間が確保されており、その換気能力は、背中を風が通り抜けるのを感じられるほど。

 ヒップベルトやショルダーベルトのパッドにも通気孔が設けられており、ベルトと身体が密着する部位の通気性も高められている。

 身体とパックが密着する部分の汗濡れを軽減するということは、不快感を取り除くだけでなく、その部分も気化熱によりクールダウンできるということ。行動中の体温の上昇を抑え、パックを下ろした際の急激な汗冷えも防ぐことができる。

 その他のディテールでも、流線型の凹凸の少ないデザイン、内蔵式のレインカバー、ストックを手軽に着脱できるストラップなど、使い勝手の面にも配慮。薮が深く、雨の多い日本の山で活躍するレイアウトが施されている。

 今年の「Z」と「J」シリーズのキャッチコピーは「風と歩く」。背負いやすさと使いやすさに「涼しさ」を加えた「Z」と「J」シリーズは、まさにこのコピーのとおり、背中とパックの間に涼やかな隙間風を送り込んでくれる。
 

■GREGORY/Z35
1,9000円+税
容量:35ℓ(M)、37ℓ(L)
重さ:1.250g(M)、1.330(L)
カラー:ストーンブラック、マリンブルー、スパークレッド

 

 
Z&Jシリーズ 2015 ラインナップ

Z65 27,500+税  J63 27,500+税
Z55 24,500+税  J53 24,500+税
Z40 21,000+税  J38 21,000+税
Z35 19,000+税  J33 19,000+税
Z30 18,000+税  J28 18,000+税
Z25 15,000+税  J23 15,000+税

 
 
ライター
Akimama編集部
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