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HAGLÖFSから登場するのは、イスになるバックパック

(2015.04.07)

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■COMBI/本来、ハンティングなどのために考案されたという形状は、アウトドアアクティビティにも最適。イスの座面には断熱材を使いながら、ムレないようベンチレーターホールまで設けられるという懲りよう。

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■COMBI/サイドポケットを大きくとるなど、42ℓという容量を効率よくいかせる工夫がなされている。イスのフレームは背中に干渉しないレイアウト。ウェストハーネスも特別な取り付け具を使って、おしりや腰へにフレームが当たらないようにしている。

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■CASTER/スリムなシルエットはハンティングを強く意識したから。森の中でもブッシュに引っかかりにくく、銃を肩掛けにしたときにバックパックと干渉しないデザインとなっている。また、バックパック底部はゴム引き素材で完全防水。湿った地面や水際でも中身に水が浸みてくることを防いでいる。

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■CASTER/ボディはややクラシックなシルエットながら、ショルダーハーネスには人間工学に基づいて計算されたS字形状を採用。荷物の重みを分散させながら、移動時にもバックパックの揺れを最小限に抑える工夫がなされるなど、機能性の追求は手を緩めない。背負い心地を柔らかくする背面構造やバックパックを下ろせばすぐにイスになる展開の早さなど、機動性が問われるハンティングにも不満のない作り込みがなされる。

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HAGLÖFSの創業は1914年。1950年頃のカタログでは、すでにイスとバックパックを組み合わせた製品が登場している。アイデアはこの時代から形にされていたのだ。

 これからの季節、ハイキングに、ちょっとした山歩きに。あるいはフェスに、雨の日のスポーツ観戦に。もちろんノンビリと竿をたれる釣りやバードウォッチング、場合によっては春のバックカントリースキーなんかにも使えるんじゃないかと夢が広がります。

 イスとバックパックの組み合わせは、古今東西さまざまなブランドがトライしています。ので今や珍しいものではないかもしれません。が、どうしてもバックパックに折りたたみイスをくっつけただけの“やっつけ感”は拭いきれませんでした。いわゆる、便利だけどカッコいいとは言えないアイテム、の代表だったわけです。

 その中にあってこのデザインセンス。バックパックとして非常に美しく、機能も洗練されており、だからこそイスにもなる、という点が完全に長所として浮き上がってくる。ダサさ払拭の完成度だからこそ、使う気になるし使っていて嬉しいというわけです。

 コレ一個持ってれば、いろいろと楽しいだろうなぁと思い描きつつ、詳細は以下ホームページでどうぞ。

●HAGLÖFS公式サイト
http://www.haglofs.com/jp/ja

 

■「COMBI(コンビ)」
素材:600D オクスフォード ポリエステル
カラー:トゥルーブラック、ジュニパー
容量:42ℓ
価格:24500円+税

■「CASTER(キャスター)」
素材:3L ブラッシュド マイクロファイバー、トリコット ポリエステル
カラー:ジュニパー
容量:40ℓ
価格:28500円+税

 
 
ライター
林 拓郎

スノーボード、スキー、アウトドアの雑誌を中心に活動するフリーライター&フォトグラファー。滑ることが好きすぎて、2014年には北海道に移住。旭岳の麓で爽やかな夏と、深いパウダーの冬を堪能中。

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