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バイク用にデザインされたバックパックとは!?

(2015.05.08)

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バイク用にデザインされたバックパックとは!?
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ドイターのバイク専用バックパックを代表するモデルのひとつ。スーパーバイク18EXP。バックパックの下に並んでいるアイコンは、このモデルが持つ特徴を図式化したもの。(左上から右へ)レインカバー内蔵/エアストライプシステム/ウェットポケット/バリュアブルポケット/II型内蔵フレーム/エクスパンダブル/ウエストベルト/チェストストラップ/ヘルメットホルダー/リムーバブルフォームマット/ウィンドシールド/ハイドレーションシステム3.0ℓ対応

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そして、こちらが上記アイコンの一部を実際に写したもの。(左上から)エクスパンダブルシステム。これにより、プラス4ℓの容量増加が可能/ウィンドシールド。ベストを別に着ているようにもみえるものの、じつは、バックパックと一体化したウィンドシェル/リムーバブルフォームマット。なんと着脱可能なマットレスをバックパックの背面に内蔵/ヘルメットホルダーも装備

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左がオーソドックスなモデルのレース、右はそのグレードアップ版でレースEXPエアー。どちらもバイク用に開発されたモデルであるが、前者はタウンユースも範疇に、後者はより本格的な使用に向いている。ロングツーリングに出たい人は、こちらをどうぞ

 先日、Akimamaにて「アルプスの林道をつないでマウンテンバイクで1週間の縦走をしたら、どれくらいの荷物が必要になる?」という記事で紹介した、ドイターのバイクツーリング用のバックパック。

 最初に誕生したのは1991年の「ドイター・バイクワン」というモデルであるが、以降、20年以上にわたってこのバイクコレクションは、人気を維持し続けている。バイク専用設計というニッチでコアなところを狙ったゆえか、他に追随を許さず、いまやひとつのジャンルとしてしっかりと成り立っている。

 では、どんなところがバイク専用設計なのか? 以下におもなポイントを挙げていきたい。
        

★トップの形状 バックパックのトップ部分には、雨蓋を設けず、ヘルメットを被った状態でも頭の動きを妨げないデザインに。
★ボトムの形状 自転車での前傾姿勢を考え、パックの重心が後ろに残らないようにボトム部分のボリュームを抑えている。
★通気性の確保 いかにもドイターらしい背面のつくり(エアストライプシステム、エアコンフォートフレックスライトシステムなど)により、暑い空気を溜め込まず、つねに快適に高い通気性を維持。
★身体と一体化するフィット感 ライディング時の左右の動きやすばやい動きに対応させるため、ショルダーハーネスとヒップベルトで身体にバックパックをしっかりと固定。
★細かな自転車ギアの収納 バイク専用設計をうたっているだけに、大型のフロントギアポケットやヘルメットホルダーを装備しているモデルが多い。
        

 などなど、このほかにもさまざまな工夫がなされている個々のバックパックがあるが、そのラインアップの幅の広さもドイターバイクコレクションの魅力であろう。
 
 モデル数にして15以上、それぞれに容量の幅もあり、ウィメンズモデルも用意されている。これは、登山用ではなくバイク専用設計のモデルのみの数字なのだから、ドイターの力の入れようがよくわかる。バイカーのなかにドイターファンが多いのも、ドイターのこの姿勢を買ってのことだろう。

 今期のなかでも注目モデルは、ロングライドツーリング用の「スーパーバイク」と、オーソドックスモデルの「レース」である。前者のスーパーバイクは、同バイクシリーズの代表モデルでもあり、18ℓサイズとウィメンズ用の14ℓサイズがある。

 どちらもエクスパンダブルジッパーを装備しており、4ℓの容量をプラスアルファで確保できるようになっている。たとえば、食糧が減って来たときにバックパック自体を小さくできるので、その分、身体にフィットさせやすくなり、荷物による余計なブレを生じさせなくなる。なるほど、自転車向きである。

 また、いかにもバイク用モデルらしく、前掛け式のウィンドブレーカーがバックパック上部に内蔵されている。これは、ヒルクライムで思い切り汗をかいた後にダウンヒルをする際、一気に身体が冷えてしまうのを避けるためのギミックである。ツーリングバイカーの機微を心得ている人が、発案したのにちがいない。

 いっぽう、もうひとつの注目モデルとしたレースは、10ℓと12ℓサイズの2展開。こちらはロングツーリングというよりは、日帰りサイズのツーリングに適したモデルであり、背負い心地のよさに定評がある。なによりも手頃なサイズなので、タウンユースとしても代用できる魅力がある。またカラー展開が豊富で、選ぶ楽しみもある。

 ちなみに、このレースには、荷室と背面メッシュパネルのあいだから熱気が排出されることで抜群の通気性を誇る「レースEXPエアー」というモデルもある。こちらは、ロングライドにオススメのバックパックである。

 
■ドイター/スーパーバイクシリーズ
スーパーバイク18EXP 13,500円+税
容量:18+4ℓ/重さ:1,070g
サイズ:高さ50×幅30×奥行19cm
カラー:スプリング×ブラック、ブラック×グレー

スーパーバイク14SL EXP 13,000円+税
容量:14+4ℓ/重さ:990g
サイズ:高さ46×幅28×奥行17cm
カラー:ターコイズ×ミッドナイト、グレー×ブラック
※共通素材:ドイター・マトリックスRS150デニール+マイクロリップナイロン210デニール
          
■ドイター/レースシリーズ
レース 7,500円+税
容量:10ℓ/重さ:560g
サイズ:高さ42×幅21×奥行16cm
カラー:ファイアー×ホワイト、ブラック×ホワイト、ペトロール×キーウィ

レースX 8,000円+税
容量:12ℓ/重さ:600g
サイズ:高さ44×幅24×奥行18cm
カラー:オーベルジン×ファイアー、オーシャン×キーウィ、グレー×ホワイト、スプリング×ホワイト

レースEXPエアー 11,000円+税
容量:12+3ℓ/重さ:870g
サイズ:高さ47×幅24×奥行22cm
カラー:オーシャン×ホワイト、ファイアー×ホワイト、ブラック×ホワイト
※共通素材:ドイター・ヘックスライト100デニール+リップストップ210デニール
          
     

 
 
ライター
Akimama編集部
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