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<長期泊で試験>太陽光充電ランタン「ソーラーパフ」は無補給時の必需品!

2016.04.04 Mon

藤原祥弘

藤原祥弘 アウトドアライター、編集者


 毎年、アウトドア界の仲間と挑戦しているのが「無人地帯長期泊」。とある南の島で、1週間を超える徒歩行を楽しんでいます。

 同じコースを歩くものの、この旅に集まる面々の得意分野はさまざま。U.Lハイク、夏山縦走、ロングトレイル、狩猟採集……とふだんの野山の歩き方はみな異なります。

 旅のテーマのひとつとなっているのが「水以外は補給できない場所で、いかに快適に行動し続けるか」。このテーマに沿って、それぞれが工夫を凝らして長い旅に必要な道具を携えてきます。

 そして今年、まったく旅のスタイルの異なる7人のうち3人までが用意していたのが、太陽光で充電するタイプのランタンでした。

 2、3泊程度の短い山行なら、ヘッドランプに加えて予備電池を数本用意すれば事足りますが、行動期間が長くなるとバックアップの電池の重さはそれなりになります。

 小型の太陽光発電パネルと充電池を用意するという手もありますが、荷物の嵩や重量の面で、電池の携行よりも有利になるのは数10泊以上から……。電池を通信などに使わない場合は、非効率です。

 その点、出かけた先でも充電できる太陽光充電ランタンは、昼に太陽さえ出れば夜の光を確保することができ、収納サイズや重量も気にならない程度。そして、ランタンとして十分な光量があり、価格も手頃、といいことづくめ。そんな理由から、みなが携行する道具のなかに加えていたのでした。

 現在、アウトドア向けに販売されている太陽光充電ランタンは数モデルあるのですが、外装こそ違うものの核となる発電・充電・発光ユニットを見る限り、中心部を作っているのは同じメーカーの模様。基本的な仕様は同様です。

 私が携行したのは少し前にこちらでもご紹介したソーラーパフのウォームライトモデル。LED特有の冷たい光ではなく、柔らかい光を放つタイプです。


行動中はパックの上部にくくりつけ、キャンプサイトではタープの外に出して充電。日が落ちてから眠るまでの間、ランタンとして十分な光量を放ってくれる

 そして私は、この旅の前半で荷物の一部を濡らし、電池類を放電させてしまったのですが、IPX-6の防水性能をもつソーラーパフは無傷。水没以降の旅でも夜を明るく照らしてくれました。

焚き火端での使用。夜間視力を損なわない程度に明るいので、広げた生活道具は照らしつつ、焚き火を離れたときに夜目が利かない、ということもない

 ソーラーパフはテントに入ってからも活躍。身の回りの整理はもちろん、地形図の確認も十分できる光量を保持し続けました。カタログでは、3つある点灯モードのうちの「強」で約6時間の点灯となっていますが、それ以上長く使える印象でした。


細かい地形図の読図もばっちり。コンデジでの撮影のため、光量が小さく見えるものの実際はもっと明るい

 太陽光で充電するという性質上、相性がよいのは直射日光の下を行動するカヤックツーリングやアルプスの縦走、自転車のツーリングなど。今回は感じませんでしたが、曇天や林内の行動では蓄電量が少なくなることもあるようです。

 そして家に戻ってからは、ソーラーパフは非常持ち出しセットの特等席へ。電気が供給されない状況でも、太陽が出る限り夜の光を確保できるのは大きな安心です。普段はキャンプや登山で活用しながら、いざという時にも備えられる、おすすめのアイテムです。

ソーラーパフ ウォームライト
¥3,400+税

サイズ 11×11×11cm(使用時)
11×11×1.5cm(収納時)
重量 75g
電源 ソーラー充電式
仕様 LED10灯
明るさ 強/90ルーメン、弱/60ルーメン、点滅モード
耐水性 IPX-6
点灯時間 6時間(強)、12時間(弱)

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