line_box_head

ファスナーを開けて手を出せるグローブ 「HAND OUT GLOVE」

(2016.09.14)

道具のTOP

icon

 スキーヤー、スノーボーダーなら分かると思います。かかってきた電話に出たり、ウェアのファスナーをきっちり閉めたり、ヘルメットのストラップバックルを留めたり。グローブをしてると細かな作業は難しいものです。かといって外してしまうと、またイチからジャケットの袖口を被せて留めて、と手間がかかってしまいます。ホント、一回着けたら外したくない選手権代表がグローブでした。

 そこで、ソリューション! 手袋を外さなくても指先が出たらいいんじゃね? というアイデアが形になりました。よく似た発想は昔からありましたが、この「HAND OUT GLOVE(ハンドアウトグローブ)」はファスナー部分に立体的な縫製を採用して、適度な剛性を与えました。おかげで止水タイプを採用しているにも関わらず、ファスナーの開閉がとても簡単。スッと手を出して用事を済ませ、サクッと手を入れてスルッとファスナーを閉めるという一連の動きをスムースにこなせるようになった、というわけです。

  • グローブの甲部分に防水ファスナーを備えました。位置やファスナーの操作性など、かなり煮詰められている印象です
  • 滑る前にグローブをしたら、あとはずっとしっぱなし。細かな操作は、ファスナーを開けて指を出せばいいというしくみ
  • 手袋を外さなくても、細かな作業がサクサクできる。スキーヤー・スノーボーダーにとっては電話やカメラの扱いが簡単になることはもちろんですが、一日に何回も組み替えをおこなうスプリットボーダーにとっては非常に大きな福音です
  • もしも外したグローブの指先部分がじゃまになるようなら、グローブ自体をちょこんと回してしまえば解決。これなら粘着性のあるクライミングスキンを扱うときにも安心。実際に吹雪の中で、その使い勝手を確かめるのが今から楽しみです

 今回発売されるのは全3モデル6アイテム。表にレザーを使った「PRO」、表がナイロンの「SPORT」、そしてネオプレン仕様で春先に向けた「Light Weight」の3モデル。それぞれにミトンとファイブフィンガーがラインナップします。

上段はミットタイプ、下段はファイブフィンガー。左から「PRO」(15500円+税)、「SPORT」(8000円+税)、「Light Weight」(5500円+税)の3モデル。価格はミトン、ファイブフィンガーとも同じ。サイズ:S〜XL カラー:ブラック

 特に「PRO」と「SPORT」はしっかり手首の上まで覆うセミロングデザイン。これまでは着け外しのたびにジャケットの袖口をかぶせて、という面倒な作業があったため、グローブは寒いのを我慢してもショート丈にするという人もいました。寒冷地では末端を温めることで体感温度がかなり変わりますが、手首周りを保温したままですごせるというのは防寒の面でも大きなメリットです。

HAND OUT GLOVEの発売は9月16日から。詳しくはこちらまで。
■HAND OUT GLOVE
www.visualizeimage.com

 

製品のコンセプトや使い勝手について、ファウンダーのジェイク・サリバンが的確に説明をしています。こちらのムービーもチェックしてみてください

HAND OUT GLOVES introduction trailer (日本語字幕版) from Visualize Image on Vimeo.

 
 
ライター
林 拓郎

スノーボード、スキー、アウトドアの雑誌を中心に活動するフリーライター&フォトグラファー。滑ることが好きすぎて、2014年には北海道に移住。旭岳の麓で爽やかな夏と、深いパウダーの冬を堪能中。

line_box_foot