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鮎釣り、テンカラ、ガサガサ、突きじゃくりに!ダイワの「友バッグ」がいいぞ

(2018.07.19)

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 渓流釣り、ガサガサ、突きじゃくり……。こんな川遊びに出かけたときに、めんどくさいのがバケツの処理。

 魚捕りに出かけて夢中になっていると、いざ獲物が採れたときにはバケツははるか下流に置きっ放し、なんてのはよくある話。かといって、ずっとバケツを提げているのもじゃまくさい。川にどっぷり浸かる突きじゃくりでは、バケツを水中に引っ張っていくわけにもいかない。

 バケツに入れた獲物が酸欠にならないように水を替え続けるのも面倒だ。魚を生かしておくには、目の細かい網に金属の骨を入れた「フラシ」という道具もあるが、これは引きずって歩くには具合が悪い。岩や枝に引っかかるし、水圧を受けて引っ張られたりもする。

「水切れが良くて、獲物の出し入れがしやすくて、魚が酸欠にならず、引っ張って歩くのに具合のよい容れ物はどこかにないものか」と思っていたら、鮎釣りコーナーでぴったりのアイテムを見つけた。ダイワの「友バッグ」である。

 アユの友釣りでは、鉤をつけたオトリをナワバリをもつアユのところへ送り込み、ナワバリもちのアユに体当たりさせてオトリの鉤に引っ掛ける。オトリのアユは生きが良いほど体当たりを誘うので、友釣りではアユを生かしておくためのフネを引いて川を歩く。友バッグは、そのフネのソフト版だ。

 友バッグが優れているのは、プラスチック部分が折りたたみ式で下部が防水の袋状になっているところ。サイドをパタパタと折り込んで本体を畳んで紐でくくれば、ごくごくコンパクトに収納できる。

 使用時は付属のフックで腰に引っ掛けて水中を引き、獲物が捕れたらバネ式の開口部からスルリと滑り入れる。

 獲物を出すときにはロックを解放すれば、がばっと大きく口が開く。中を洗うのも簡単だ。

 フクロは丈夫な防水布でできているので、網の目に首を突っ込んで弱ってしまいがちな小魚でも、目に刺さってしまうことがない。また、ポイントの移動中にはしっかり水を溜めておける。

 フックはケースに近い場所とトーイングロープの先端の2ヶ所。釣りの最中はロープの先のフックを腰にかけて流れに浮かべておき、移動時には短いほうのフックを掛ければ、バッグが流れに取られない。

 私は、2つあるサイズのうちLを購入したが、Lサイズなら20cmクラスの魚を10匹ほどは楽に泳がせておける。入れるだけなら20〜30匹は収容できるだろう。大漁志向でない人なら、Lサイズでなくても十分だ。

 また、袋が黒色なので通す光が少なく、表面が滑らかだから魚へ与えるストレスも少ない。先日、3日ばかり魚を入れたまま川に沈めておいたが、ヒレのスレも少なく、元気にしていた。

 友釣りや渓流釣りに使ってもいいけれど、ガサガサや突きじゃくりのような泥臭い遊びでも真価を発揮する。堤防やボートで餌を生かしておくのにも使えそうだ。フィールドで小魚を生かしておきたい人は、ひとつ持っていると便利な道具だろう。

■ ダイワ
友バッグ ¥6,200+税
・容量約3,6L
友バッグL  ¥6,900+税
・容量約5,5L

※カラーはブラックとグリーンの2色

 
 
ライター
藤原祥弘

野生食材の採集と活用、生活技術につながる野外活動などを中心に執筆とワークショップを展開。twitterアカウントは@_fomalhaut

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