line_box_head

メリノウールを使ったマーモットの新感覚インサレーションとともに、紅葉に彩られた北アルプスへ。

(2018.10.23)

道具のTOP

icon

5日目、まだ暗いうちに宿泊していた薬師岳山荘を出発して、目的地の五色ヶ原のキャンプ地へと向かった。歩き始めて約1時間後に到着した薬師岳山頂は、雲海に包まれていた。

 登山2日目は、宿泊した烏帽子小屋から三俣蓮華へと歩き、その翌日には薬師峠にあるキャンプ指定地へと辿りついた。すぐ手前の太郎平小屋には生ビールが売られているためだろうか? それとも、僕の名前のついた太郎山があるためだからか、ここは個人的なひいきのキャンプ指定地だ。テントから歩いて20分と少し距離があるのだが、いつも山小屋手前にあるテーブルに座って歩きつづけた一日の余韻に浸りながら、1杯、2杯と生ビールで喉を潤してしまう。この日も例に漏れず、僕たちふたりは9時間の長丁場のあとの生ビールを手に、疲労感とともに午後の日差しの下でくつろいだ。僕たちの登山はいつもこのような感じで、極力早めにキャンプ地へと到着して、缶ビールとつまみで午後の時間をゆったりと楽しむのである。

 この日は、しかしながら次第に空が雲に覆われはじめ、雨が降り出した。さらにその翌日には、わずか2時間で行動を終えて薬師岳直下の薬師岳山荘に泊まることにした。本来は、スゴ乗越小屋横のキャンプ指定地に宿泊する予定だったのだが、降雨と濃霧のため歩くのをやめて翌日に長時間歩くことに決めたのだ。

僕たちの典型的なキャンプ風景。テントを設営して、まずは缶ビールのプルタブを引く。そして、持ってきたツマミとともに一日を振り返る。こんな時間の過ごし方ができるのは、山小屋が整備された日本の山だからこそ。

 4日目となる、この雨が降る日に山小屋のなかで着続けていたのが「ウールラップ・コンパクトジャケット」だった。薄手のインサレーションなのでとても身軽で、暖房の効いた山小屋で過ごすのにちょうどいいあたたかさに感じたからだった。ほかの日は、すべてテントに泊まっていたのだが、到着すると同時に羽織り、体を冷やさないようにするためのベストな一枚となった。

 じつは、僕がこの「ウールラップ・コンパクトジャケット」でいちばん気に入っているところがここなのだ。行動を終えたとき、汗をかいたシャツにそのままダウンジャケットを羽織ると、中わたが湿り気を帯びてしまい、なかなか乾かないことがある。しかし、この「ウールラップ」ならば、化学繊維とメリノウールの混紡中わたなので湿気を含んでロフトを失うことがない。肌寒いと感じたら、迷わずすぐに着ることができるのだ。冬場ならば、アンダーウェアなども着替えず、山小屋に入ってからも上半身はそのままの恰好でいられる行動用インサレーションとして大活躍する。夏場には、テント指定地に到着したらすぐに着るための軽くコンパクトな保温着として、これ一着だけあればいい。

 また「ウールラップ・コンパクトジャケット」が採用する表生地は、若干の通気性を備えている。これは、風が抜けすぎることがなく、それでいて行動中に感じる不快なムレも軽減してくれる絶妙な通気性だ。表地素材が柔らかで光沢を抑えた素材であるため、こすれあうときの雑音も少ない。たとえば、早朝に出発したいとき、ほかの登山者が寝ている部屋で作業しなければならないときも安心なのだ。はっ水性も備えているため、結露したテントのなかで作業するときも躊躇することもない。

 じつはこれまで、晩秋の低山などで着るための極薄手のインサレーションを探していたのだが、ようやく理想的なジャケットを探し当てた。これは、いわば山シャツのような感覚で着ようと思っていたものだ。今回は、まだ9月下旬ということもあり、太陽がのぼってあたたかくなったので、軽装で行動しはじめたけれど、これから気温がさらに下がったときには最高の一着になるだろう。

3日目、黒部五郎岳の大きなカールを進む。「ウールラップ・コンパクトジャケット」は、とにかくシンプルなところも気に入っている。中綿の優秀さ以外、正直伝えることがほとんどないくらいにシンプルなのだ。

 6日間にわたる僕たちの登山は、長野県側から富山県側へと抜ける「立山黒部アルペンルート」で有名な北アルプスの立山室堂で終えた。下山する前に山中の温泉に浸かり、無事に歩き通したことを祝って生ビールで乾杯をするつもりだ。さらに11月中旬から下旬は、ここ立山ではバックカントリースキー・シーズンが始まる。そのときは、この「ウールラップ・コンパクトジャケット」を持っていこう。行動中につねに着続けるインサレーション・ウェアとして、大活躍してくれるだろうと期待しているのだ。
 



 マーモットでは、PAY BACK キャンペーンを実施中。ウールラップ(WOOLWRAP)製品(対象商品について詳しくは、同社WEBサイトを参照)を購入された人で、着用して満足できなかった場合、2018年11月5日(月)までに下記の電話番号に問い合わせると、なんと『全額返金』するという。

 実際に購入された商品、購入時のレシート原本または納品書原本(ともにコピーは不可)、
下げ札、申し込み用紙が必要となるので要注意。
返金方法等については、マーモットPAY BACK キャンペーン事務局に電話にて確認のこと(購入店舗での対応は不可)。
 

マーモットPAY BACK キャンペーン事務局
【電話番号】
06-6881-1214
【受付時間】平日 10:00~12:00 13:00~17:00(土日祝日を除く)
※返金する際に事務局への返品理由の説明が必要な場合あり。

注意事項
○購入した店舗での返金不可。
○サイズ間違いでの返品も不可。
○返品は、ひとり一品限り。
○返品時の送料および、キャンペーンへの電話代に関しましては自己負担。
○事前に事務局に連絡なく、商品を発送された場合は返金不可。
○対象商品以外の商品の返金は受け付けていない。

 


1 2
 
 
ライター
Taro Muraishi

アウトドアや登山専門誌を賑わすアウトドアライター。精力的に世界各地のアウトドア・ブランドへの取材へと出掛け、そこで得た登山装備と登山道具史についての知識は国内随一。過去20年にわたって、アラスカ北部に広がる原生自然帯での遠征活動を続ける冒険旅行家としての顔も持つ。

line_box_foot