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アウトドア活動記録は動画の時代? 話題の超小型ジンバルカメラDJI 『オズモポケット』レビュー

2019.01.22 Tue

森 勝 低山小道具研究家

 ドローンにGoPro7、YouTubeにIGTVなど、動画を撮影し視聴する話題が多い中、2018年の年末発売され、その小ささと細部まで練り込まれた機能で、ガジェット好きの間で話題になったのがDJIの『オズモポケット(OSMO POCKET)』だ。ボクも思わずポチってしまい、山に行っては撮影して遊んでいる。とても気軽に見やすい映像が撮れるので、ハイキング記録用としてもってこいのビデオカメラだったので紹介しよう。

 最大の特徴は、ポケットに入ってしまうくらい小さいのに、3軸電動ジンバルがついている点だ。画質も4K 60フレームまで対応している。ボクのような低山ハイカーの行くような山だと木や葉っぱが多く、これが意外とデータ量が多いようで、低画質モードだとモザイクのような見にくい画像になってしまう。最近は4K 30フレームで撮影し、パソコンでフルHDで編集保存している。

 形状もかなり好みだ。付属のハードケースに入れてもポケットに入ってしまうほどスリムなスティック状で携帯しやすいのだ。この形状なら手に持ったまま歩け、気軽に撮影が出来てしまうのが良い。ボクにはこの気軽さが一番大事で、歩き始めから最後まで継続して撮影していると、なんとなく記録動画風になる。


オズモポケットを持って近くの低山を撮影した動画がコレ。ボクの場合は「動画は15秒まで!」と決めて細切れをつなぎ合わせて編集している。

 動画も面白いが、パノラマ撮影やタイムラプス機能もある。特に180度パノラマ撮影や3×3撮影などはシャッターボタンを押すだけでその場でカメラが勝手に動きパノラマ撮影をしてくれるのだ。とりあえず大きく撮影し、あとでトリミングして使えるので便利だ。

 本体モニターはとても小さいが、付属コネクターで対応スマホに連結させて、より高度な設定や操作を大画面タッチパネルで操作することができてしまう。

 内蔵バッテリーで140分ほど撮影が可能だが、バッテリーは交換することは出来ない。モバイルバッテリーと繋ぎながらの撮影は可能だ。

 比較対象になるのがやっぱり元祖アクションカムのGoProだ。ボクも持っているが、正直活用しているとは言えない状況だった。バッグに入れているが、ほとんど撮影せずに下山することが多かった。今のところオズモポケットは、撮影に活用している。アウトドア用としてGoProは可動部分がなく、水にも強いので優秀だ。どちらが良いかは個人の好みやスタイルの問題。ボクのような記録用として使う場合はオズモポケットのほうが持ちやすさも含め合っていたようだ。

 最後にDJIオズモポケットの紹介と、陣馬山に登った映像を紹介する。

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