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【毎日コフラン】「コンスタントに60点」の遊撃手。林 拓郎のコフラン第2位は……リペアテープ

(2019.06.07)

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長期縦走には欠かせない装備だけあって、やはり大型バックパックが似合う。製品は4色のリペアテープがワンセットになっているが、すべての色が同じサイズ、ではない。実は各テープは、ちょうど1インチずつ長さが変わっていくようにカットしてあるのだ。要は見栄え良くパッケージングできるサイズに切っているということ。写真では長い方から青⇢緑⇢黄色⇢赤となっている。ということは、世の中にはこの逆の順序で赤が一番長いパッケージも存在するのかもしれない。なんてことを考えるだけでも楽しい。

 やっぱり、あってよかった!

 前回お話したように、コフラン=「安くて便利で役に立つ」だと思っている。が、それだけならコフランは100均ショップと変わらない。コフランがコフランとして認められているのは、企業理念がしっかりしていることだ。その好例が、補修具の充実なのだ。

 前回、個人的3位に挙げたのはお裁縫セットだったけれど、アウトドアのフィールドでは針と糸では補修できないものもある。こうしたときに登場するのが防水ナイロンリペアテープだ。こんな細かいものまできちんと製品としてラインナップしていることに、どうしようもなくひかれてしまう。

 この製品に助けてもらった回数は数知れない。バイク用のレインウエアも寝袋も、穴が空いたことさえ気づいていなかった。が、一日を終えてみると雨がパンツまで染みている、あるいは数日を過ごすうちにテント内が異常に羽毛だらけになるなどして事態を把握。そうして、これらのトラブルをガムテープで解決しようとするが、力が及ばないことも学んできた。

 教訓:補修には適した資材が必要になる

 トラブルに遭うのは常に予想外のタイミングだ。そして、転ばぬ先の杖はどんな長さでどんな形がいいのかなんて、具体的にイメージすることはできない。だからこそ、何にでも使える補修具が必要になる。

 確かに最近流行りのシルナイロン製製品や、超撥水加工済みのものには張り付きにくい、あるいは洗濯をすると剥がれてしまうことがあるなど、いろいろ足りないところもある。が、道具である以上得手不得手はあるのがあたりまえだ。

 旅先では100点満点でバッチリ修理がきくことよりも、60点でいいからコンスタントに不都合を解消してくれることの方が重要だ。テントも、エアマットの空気漏れもウォータータンクのピンホールも、全部こいつで何とかしてきた。コフランの補修具が優れているのは、こうした「ダメなやつもあるけど、たいていのものはイケる」機能をキープしている点にある。そしてこの懐の広さこそ、コフランが常にバックパックの片隅を陣取る最大の理由なのだ。

 


 

◼︎コフラン ナイロンリペアテープ4色セット
価格:324円(税込) 内容:青(22.9×7.6cm)1枚、緑(20.3×7.6cm)1枚、黄(17.8×7.6cm)1枚、赤(15.2×7.6cm)1枚

 

 
 
ライター
林 拓郎

スノーボード、スキー、アウトドアの雑誌を中心に活動するフリーライター&フォトグラファー。滑ることが好きすぎて、2014年には北海道に移住。旭岳の麓で爽やかな夏と、深いパウダーの冬を堪能中。

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