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NAC開催直前! OAUのTOSHI-LOWさんがアウトドアについて熱く語ってくれました

2015.09.03 Thu

滝沢守生(タキザー)

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

 今年で6回目の開催をむかえるNew Acoustic Camp 2015。「ニューアコ」の愛称で親しまれ年々ファンを増やし続けている。人気の秘密は、なんといっても雰囲気の良さ。子どもたちの笑い声が絶え間なく聞こえてくる。そして、キャンプが主役のイベントでありながらもアーティストの顔ぶれも豪華。さらにACOUSTICの名の下に、すべてアコースティックセットで演奏。極上の音楽をBGMに過ごすキャンプなどなど、これは気持ち良くないわけがない! 

 というわけで、いよいよ来週末に開催をひかえ、オーガナイザーであるOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDのTOSHI-LOWさんにA kimamaが、インタビューを敢行。キャンプ、音楽、そして愛用のアウトドアグッズについて聞いてみました。

—今年もNew Acoustic Campの開催が迫って参りました。ニューアコは、フェスというよりキャンプが主役ですよね。

音楽は付け添えというか、スパイスの部分だと思うんです。たぶん、ハードコアなキャンプをのぞけば、多くの人がキャンプのときに音楽も楽しんでいるんじゃないかなって。最近は防水のポータブルスピーカーとか、軽くていいやつが増えたし、みんなBGMが欲しいというか、音楽を聴きたいんじゃないかなと。もちろん、川のせせらぎや、木々がざわめく音とかも聞きたいけどね。音楽聞きたいといっても、大きなラジカセ持ち込んで、大音量で低音響かせるというのはまた違うと思うし。実際、自然にいちばん合うのは、自然のものである木で作っている楽器の音色だと思う。

—だからアコースティックの音楽に限定されているという。

自然から出来ているもので、自然の声で歌って…。やっぱりそれは呼応すると思うんです。音を出して鳴っているものが自然だから、アコースティックの楽器と音楽をくっつけたわけで。ハーモニーが成り立つのがアコースティックならではじゃないのかなと。やっぱりそれは、エレクトリックキャンプではないなぁという風に思っています。作り込まれたものではなくて、自然に近いもの。

—そういう自然のなかにいると、詩やメロディが浮かんだりしますか。

いや、そういうことから離れたいから、詩が浮かぶとかないなぁ。

—なるほど、自然のなかでなにものからも解放されているときですもんね。でも、みんなで火を囲んで歌ったり踊ったりは、楽しいです。

焚き火とかあって、楽器できるヤツとかがいて、一曲歌っちゃったみたいなノリはいいよね。火を囲んで喜ぶってそういうのは、昔っから本能であるんじゃないかね。囲んでいる安心感みたいな。たとえば、星が瞬いた光だって、何万年前のものだっていうでしょ。そういうものを見ると、決して深い大自然に分け入らなくても、自然に呼応しているなぁと思えて。それがキャンプの醍醐味だと思うんだよね。

—日常を離れると、気持ちや感覚も変わります。

センチメンタルやロマンチックが許される環境でもあるよね。普段だったら照れくさいことも言えたり、夢をボソッと語ったり。普段好きだと思っていた音楽を自然のなかで聴くと、少し違って聞こえたりすることもあるかもしれない。本当に好きなものとかが分かるような気がする。

—感覚が研ぎ澄まされる。身も心も、もっと自然に溶け込むことができたらいいです。そういう意味では、ニューアコのフィールドデザインは独特ですよね。ものすごく自然のなかに溶け込んでいます。

装飾していても、風景に溶け込むもののほうがいいよね。さも、そこにあったんじゃないか、生えてきたんじゃないかっていうくらい。大地から生えてきたステージで歌っているみたいなものに、近づけたいよね。最大限自然に寄り添って、そこでやらせてもらっているという感じが合うかなと思う。

—できる限りお子さんを自然に連れて行きたいと、おっしゃっていましたが、アウトドアショップに行くことなどありますか。

ちょうど夏休みの前に、子どものアウトドア用の靴を買いに石井スポーツに行きました。どの靴も軽くてビックリ、道具の進化は凄いね。自分の山用の靴も、ちょっと重たいから替え買いたいな〜と思っています。

10年前くらいかな、子どもがまだ小さい頃はチャイルドキャリアに乗せて、高尾山とかに行ったり、ランニングしたりしていましたよ。マックパックのコアラっていうモデルを愛用していて。凄く使いやすくて気に入って使っていました。じつはいまそれは、バンドメンバー(ベースのMAKOTOさん)に譲っていて。この前のフジロックでは、それに子どもを乗せて連れてきていたんだけど、背負ってるのを見て、「ああ、そういえば、あげたな…」と、何だかジーンとしてしまって。

—チャイルドキャリアは、キャンプやフェスでもオススメです。受け継がれる道具っていいもんですね。

アウトドアの道具って丈夫で、大事に使うと長持ちする。だってアウトドアの道具は、命を預かるものですよね。壊れちゃったりしたら大変なわけで。もし、そのチャイルドキャリアが巡り巡って、自分の子どもにまた戻ってきたりしたら…、もう泣き崩れちゃうでしょうね(笑)

子煩悩な一面をのぞかせたTOSHI-LOWさん。ニューアコでは、いつも家族とキャンプを楽しんでいるという。そして、会場ではなによりも子どもたちが、思いっきり笑って遊べる環境を第一に考えているという。わらう、うたう、たべる、ねっころがる。New Acoustic Camp 2015の開催が、ますます楽しみになってきた。

New Acoustic Camp 2015
開催日:9月12日(土)〜13日(日)
会場:水上高原リゾート200 (群馬県みなかみ町)
出演:EGO-WRAPPIN’、真心ブラザーズ、チャットモンチー、SPECIAL OTHERS ACOUSTIC、G-FREAK FACTORY、片平里菜、レキシ、藤巻亮太、宇崎竜童、ほか。

滝沢守生(タキザー)

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

本サイト『Akimama』の配信をはじめ、野外イベントの運営制作を行なう「キャンプよろず相談所」を主宰する株式会社ヨンロクニ代表。学生時代より長年にわたり、国内外で登山活動を展開し、その後、専門出版社である山と溪谷社に入社。『山と溪谷』『Outdoor』『Rock & Snow』などの雑誌編集に携わった後、独立し、現在に至る。コンサベーション・アライアンス・ジャパン事務局長。

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