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フジロックの森に潜むマッドバニーたちを生んだアーティストAKIYOSHI TAKADAを徹底解説

(2017.06.29)

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 このバニーにピンときたら、あなたはスノーボーダーかスケーターですね。
画像:©MADBUNNY

 そして。このバニーにピンときたら、あなたは確実にフジロッカーですね。
画像:©MADBUNNY

 フジロック会場内のボードウォーク周辺の森の中に出現するバニーたち。
 フジロッカーのみなさんなら見覚えあることでしょう。

 キラキラした可愛い瞳の中にドクロを宿したこのうさぎたちは「MADBUNNY/マッドバニー」といいます。
 そしてこいつらの産みの親は、ロンドンとベルリンで活躍している日本人アーティストAKIYOSHI TAKADA。スノーボーダー、スケーターにはUG.の高田昭義、プロスノーボーダー高田昭義のほうがお馴染みかもしれない。

 フジロック会場内のアートデコレーションはスマッシュUK.(英国)のボス、ジェイソン率いるUK.アートチームが担当しているのだが、彼はスマッシュUK.に所属する唯一の日本アーティストとして、2011年からボードウォーク周辺のアートインスタレーションを担当している。

 まずは今回お伝えしたいのは、今年のタワーレコードとフジロックのコラボ企画にMADBUNNYが起用されたということ! アメージング!! 
 個人的にも彼とは20年近いお付き合いがあり、純粋にひとりのファンとしても鳥肌立ちまくりだ。

 タワーレコードといえば、フジロックを初回からサポートしつづけ、フジロックとともに日本の音楽&フェスカルチャーを牽引している企業だ。昨年は20回めのフジロックを迎えるに当たり「NO FUJIROCK, NO LIFE!」と題したコラボレーションプロジェクトを展開。
 1年目の去年は、フジロックと縁の深い忌野清志郎さんの写真がプリントされたポスターやTシャツ、ゴミ袋が大きな話題となった。
 そして2年目となる今回は、フジロック会場のボードウォークを中心に生息するカラフルなうさぎ、MADBUNNYとのコラボレーションを発表!

 このコラボグッズは以下の方法でゲットできる。

1.コラボグッズ タワーレコードブースで販売!
「NO FUJIROCK, NO LIFE!」がプリントされたTOWER RECORDS×MADBUNNYコラボTシャツ(4種)とTOWER RECORDS×MADBUNNY×KiUレインポンチョ&サファリハットを、フジロックフェスティバル会場内のタワーレコードブースにて販売。
TOWER RECORDS×MADBUNNY
「NO FUJIROCK, NO LIFE!」Tシャツ S,M,L,XLサイズ 4種類 各3,000円(税込)

TOWER RECORDS×MADBUNNY×KiU「NO FUJIROCK, NO LIFE!」
レインポンチョ 5,000円(税込)、サファリハット 3,000円(税込)

2.MADBUNNY「NO FUJIROCK, NO LIFE!」タワーレコードタオルプレゼント!
コラボグッズをご購入の方に、MADBUNNY「NO FUJIROCK, NO LIFE!」タワーレコードタオルをプレゼント。

3.MADBUNNY「NO FUJIROCK, NO LIFE!」ごみ袋配布!
MADBUNNYがプリントされた「NO FUJIROCK, NO LIFE!」ごみ袋を入場ゲートにて配布。(約3万枚配布予定。なくなり次第終了)

 MADBUNNYファンならどれも欲しくなること間違いなしだ。個人的には全アイテム欲しい。とにかくこのニュースが飛び込んできたときの興奮は筆舌に尽くしがたい。
 Akimamaでもすぐさま取り上げたいと思ったのだが、しかし単なるニュースとしてご案内するのはあまりにももったいないと思った。MADBUNNYのこと、アーティストAKIYOSH TAKADAのこと、スマッシュUK.チームのことなどを、もっと深く知ってほしい。以前フェスエコに寄稿した記事も再編集しながら改めてこの機にお伝えしたい。

画像:sumi⭐︎photo

 AKIYOSHI TAKADA(高田昭義)は、ロンドン、ベルリンを拠点に活躍する日本人アーティストだ。長年にわたるスケートボード歴、プロスノーボーダーであり、映像、写真、グラフィックなどさまざまな表現方法で作品を生み出す。ユーモラスでエロティックで破滅的で、どこかせつない彼の作品は、国内はもとより海外でも高い評価を受けている。
 彼がフジロックのアートチームに関わるようになったきっかけは2011年にさかのぼる。
 2011年。震災数日後。彼は自らが手がけるアウターウエアを2500着集め、自らの手でトラックのハンドルを握り凍える被災地に届けてまわった。その直後、彼はロンドンのど真ん中の巨大ギャラリーで被災地を表現したインスタレーションを製作し「Hope / 希望」という作品を公開した。

 その後、彼はロンドンのアーティスト仲間たちからフジロックに呼び出され、UK.アートチームのリーダーに「Aki、ボードウォークで何かできないか? 自由にやっていいから」と突然いわれたそうだ。それもなんとフジロック開催の4日前の話。そこから急遽44羽のバニーを手作りしてボードウォークの森の中に忍び込ませた。以来スマッシュUK.アートチームの一員として活躍している。ちなみに、このバニーたちすべてハンドプリント+ハンドジグソーで生み出され、一羽たりとも同じものがいないそうだ。そしてこのバニーたちのお家は、カフェ・ド・パリの隣にあるバニーガーデンだ。ここに行けばAKIYOSHI TAKADA本人にも会えるかもしれない。

画像:©MADBUNNY

 UK.アートチームは、パレス・オブ・ワンダーなどで脳をモチーフとしたブースを展開しているドローイングアーティストMr. Wim(ミスター・ウィム)や、ところ天国周辺の水辺に棲息する謎の石ころ「ゴンちゃん」の生みの親ゴードン、空気と光のスカルブチャーで森やキッズパークを彩るデザインズ・イン・エアなどいずれも個性的な面々。グラストンベリーや朝霧ジャムの装飾も手がけているすごい人たち。さまざまなアートワークや、アーティスト本人に遭遇できるのもフジロックの魅力だ。

画像:sumi☆photo

 今回のタワレココラボのこと、今年のフジロックでの計画など、現在ベルリンでアートショウ開催中のMADBUNNY本人にインタビューしてみた。

――今回タワレコとフジロックのコラボ企画にMADBUNNYが採用されたいきさつは?

実はこのお話。数年前からタワーレコードの方に声を掛けて頂いていて「いつか、MADBUNNYで何かやりたい」と、ずっと話して頂いていたのですが、今回のタイミングでタワーレコード宣伝/マーケティング部部長の坂本さんから正式にご連絡をいただき実現しました。

――今回の企画、MADBUNNYファンとして、個人的にはめちゃくちゃうれしいんですが、高田さんMADBUNNY的にはどんな気持ちですか?

「NO,FUJIROCK, NO LIFE!」という企画は、去年のフジ20周年を記念して始まった企画で、1回目のメインキャラは忌野清志郎さんだったので、2回目に自分が選ばれるなんて、信じられないうれしい気持ちと同時に、目に見えない使命感とプレッシャーも感じながら最高のセッションが出来たと思っています。

――先日、「INAI INAI BAR produced by ALL NIGHT FUJI」の開催が発表されましたね。ブライアン・バートン・ルイスさんとも交流があると聞きましたが、何か企みとかありますか?

「INAI INAI BAR」のブースは…BryanとMr.Wimと僕で…ふふふ…です。

――おや? 何かありそうですね。これは、オールナイトフジも楽しみ! 最後にフジロッカーのみなさんにメッセージをお願いします。

フジロックフェスティバルのコンセプトは音楽だけのフェスではありません。会場を彩る装飾やアートは全てUK.アートチームに所属する有名な海外アーティスト達の作品です。移動中やチルアウトしながら目に入るアート作品も音楽と同じだけ楽しんで感じてもらえたらうれしいです。

* * *

 ここで、耳寄りなお知らせがひとつ。7月8日(土)12:00~、TOWER RECORDS渋谷店B1Fで「NO FUJIROCK, NO LIFE!!」MADBUNNYコラボグッズの事前販売が決定しました。フジロック会場以外で購入出来るチャンス! フジロックに行けない人も、フジロックに行く前に購入したい人も、1日限定&数量限定ですのでお見逃しなく!

 フジロッカーの皆さん。MADBUNNYのTシャツやポンチョを身につけた仲間を見つけたら、ハイタッチしましょう!


【MADBUNNY/Akiyoshi Takada】
活動の詳細は下記各Webサイトにて
www.madbunny.net
www.bysdntcry.com
www.instagram.com/m_a_d_b_u_n_n_y/


 
 
ライター
渡辺信吾

アウトドア系野良ライター。デザイナー、Webディレクター、コーディネーターとしても活動中。波乗り、雪乗りで一年中真っ黒。 ホームページ「NORA」

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